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だから、私は塾の先生とは話が合わないんです。

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「塾長って、なんで塾やってるんですか?」

「英語の教え方は最高だし英語は凄くできるようになるけど、厳しくて怖いし、しかも冷たいし…。なんで塾やってるのかなーと思って」

以前、ある女子塾生から聞かれた質問です。

よく聞いてきたなと思います。
本人目の前にして、結構勇気のいる質問ですね(笑)

まぁ、確かに表面的に優しくすることはまずしませんね。
だから自分に甘い子からは、思いっきり嫌われますし、そもそも好かれたいと思わない。

私がどうして塾を経営して、塾屋であり続けるのか?
ちょうどいい機会かもしれないので、敢えて文章にしてみます。

実を言えば、私は20代の頃と違って、SVOCの書き換えはこうだとか、関係代名詞の使い方はこうなんだとか、関数の解き方とか図形の証明の仕方などなど、そういったことを教えるのは、あまり興味がないんです。

それらの学習が大切なのは当たり前のことですが、テストで点数を取ることが「勉強の目的」だと思っている子どもが多く、それを助長するような気がして、本音としては、あまりそういうのはしたくなかったんです。これからの時代を生きる子どもたちに肩身の狭い思いをさせるようで、かわいそうな気がして。

定期テストの20点アップとか30点アップのための勉強など、そんなものは一時的なものでしかなく、ただ気持ち悪さしか感じられません。そんなつまらないことを教えるために、塾なんてやりたいとも思わないし、塾生を相手にしたいとも思えない。

極論から言えば、授業を受けたいならどこにだってある時代です。リクルートは受験サプリや勉強サプリを月額980円で授業動画見放題にしたわけで、通信教材でも映像による説明サービスもある。もっと言うなら、You Tubeでそういった動画名を検索すれば、授業動画がこれでもかというくらい、無料でじゃんじゃん出てきます(笑)

本気で授業を受けたいなら、そういったモノをどんどん活用すればいいんです。

私は当たり前とされている勉強の内容よりも、子どもたちの持っている未知の「あらゆる可能性」を引き出してあげることをしたいんです。

中間テストや期末テストの20点とか30点アップよりも、将来どんなに役に立つことか想像しなくてもそんなのは誰だって分かるはずです。

子どもたちが何かに気づき、自ら行動することにより、将来人生の大きな利得となるようなものを、大人になる前にしっかりと知らせたい。

これからは、小学生でも悟れる時代になっていくでしょう。

多くの子どもたちを見ていると、たくさんの可能性を持ちながらも、様々な障害(邪魔)のために、その可能性を自分自身でも知ることがなく、大切な時期を何も気づかずに過ごしてしまうことが少なからずある気がします。

ここで言う「邪魔」とは、時に人であったり、環境であったり、親・先生・友人・メディア・情報…そして自分だったりもします。

では、私ができるのは具体的に何なのか?

「一般的に教えることが困難な分野を、子どもやその親に伝えること」です。

それは、「自分への気づき」「感情の持ち方」「物の見方」を私にしかできない方法で伝え、子どものあらゆる可能性を引き出すこと。

色々な塾の先生方にお会いしたり、場を共にする機会も多いですが、ほとんどの先生方はとにかく生徒さんの目先の成績を上げること、志望校に合格させることのお話をされる方ばかりです(もちろん、そうでない先生もいらっしゃいます。ごく少数ですが)。

ですので、私はこういった先生方とは話が合わないんです。
私は見ている先が、一般的な塾屋の方と違うんだと思います。

私も、受験英語の指導で数多くの教え子たちを最難関と呼ばれる高校に合格させてきましたが、今やっている塾生への意欲を喚起させるマインドセットは、英語の難問を教えることよりも遥かに難しいです。

私が見出す塾の価値は、目先の点数アップではなく、子どもたちの可能性を高めて夢を自分自身の力で前向きに叶えさせるための強さを養成することにあるからです。自らを悟り、精神的強さを持った子は、必ず社会に出て成功するはずです。

そういった子どもたちを1人でも多く、世に輩出すること。
私がなぜ塾をやってるのか…ここまでで私の回答とします。

(ほんとは、大学出てから専攻していた都市計画の仕事に携わるか、建築士になった方が良かったのでは…と、たまに振り返ることがありますが…笑)

他の塾屋の方が簡単にできないこと、まず誰にもできないこと、そこに私自身のこの仕事への夢とロマンがあります。

ですので、これからもとことん尖がって、突き詰めていきたいと思います。
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