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勝者の「品格」、敗者の「美徳」。親は、それをなぜ忘れてしまうのか?

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年々親のモラルが低下してきているという報道を最近ではよく目にしますが、一見ギャグか!?と思える記事があったので、今日はそれを取り上げてみます。

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運動会で暴れ出す「モンスター保護者」 校庭でバーベキュー、徒競走に「ビデオ判定」
J-CASTニュース 5月24日(火)15時34分配信

「まるで野外フェス」な運動会写真をきっかけに、保護者の「トンデモ行動」が話題に(画像は尾関さんのツイッターより)

いまネット上で、運動会での「保護者マナー」をめぐる問題が大きな注目を集めている。「シートの場所をめぐり親同士でトラブル」、「徒競走の結果にクレーム」など、今回J-CASTが複数の学校関係者に話を聞くと、子供の運動会で保護者が起こす「トンデモ行動」の数々が明らかになった。

■校庭にずらっと並ぶテントは「難民キャンプみたい」

運動会をめぐる「マナー」が注目を集めるきっかけとなったのは、お笑いコンビ「ザ・ギース」の尾関高文さんが2016年5月21日に投稿したツイートにある。

「最近の小学校の運動会はフェス化してきてびびる」とのコメント付きで、保護者が張ったテントが校庭に密集している様子をおさめた画像をアップロードしたのだ。この様子に、ツイッターやネット掲示板には、

「自分の子供が出るとき以外はテントの中なのかな? なんか寂しいな」

「なんか難民キャンプみたいだな」

「もう屋内で運動会したらええんとちゃう?」

などと批判的なコメントが相次いだ。その一方で、「熱中症対策には必要」「日陰を作るのはいいことじゃない」と理解を示す声もあり、賛否が分かれている形だ。

また、校庭に張られるテントの是非に加え、「飲酒・喫煙」や「ゴミのポイ捨て」など、運動会をめぐる保護者のマナーの悪さにも、ネット上で批判が出ている。具体的には「運動会当日は周辺の路上駐車が酷すぎる」「父兄向けのプリントには注意事項がずらっと並んでる」といった声がネット上に見つかる。

なかには、一部の保護者のグループが、昼食時にバーベキューや酒盛りを始めたことから、学校側が校庭での観覧を禁止した例があるとの報告もあった。

■シートの「場所取り」で親同士が喧嘩

神奈川県内の公立小学校につとめる20代の男性教師は5月23日のJ-CASTニュースの取材に対し、「親御さんのマナー?確かに悪いですね」と率直に話した。とくにレジャーシートの場所取りをめぐるトラブルが多発しているとして、

「学校側が指定する保護者の観覧スペース外に、勝手にシートを敷いてしまう親御さんは多いです。あと、シートの場所をめぐって親同士で喧嘩になることも結構ありますよ」

と呆れた様子で話す。テントを張ったりバーベキューをする保護者は「見たことがない」というが、運動会後には、校庭にタバコの吸い殻やビールの空き缶といったゴミが必ず放置されているという。

また、東京都内の中学校関係者は、「去年の運動会で本当に起きたトラブルなんですが…」と前置きした上で、

「徒競走の結果に、『うちの子の方が早かった』とクレームをつけてきた親御さんがいました」

と明かす。クレームをつけた親はゴール付近でビデオを撮影しており、その映像をもとに教師に対して「ビデオ判定」を要求したのだという。

この中学校関係者によれば、運動会で「子供より」熱中してしまう親が多いらしく、保護者席からの声援やヤジの大きさに困り果てた学校側が「親御さんは、お静かにお願いします」との放送を流したこともあったという。

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まぁ、この記事を読んで私のブログの大多数の読者の皆様は「はぁ。。。」とため息をついたことではないでしょうか。

ツッコみどころは山ほどあるので、上記の記事の全部に言及するつもりはありませんが、私個人として残念だなと思うのが、徒競走の結果にビデオ判定を要求した親御さんでしょうか。

日本人が元来持っている「品格」であり「美徳」に、『謙虚さ』や『礼儀正しさ』『情緒を重んじる』、そして『思いやりの気持ち』があります。

争い事を好まず、礼節や調和、平穏を重んじる…これが、世界に誇る日本人の「品格」や「美徳」であり、同じ日本国民として私も誇りに思うところです。

ところが、最近のリサーチ会社の調査で、日本人の5割がこれらの「美徳」を失いつつあると感じていることが分かりました。

運動会の徒競走は、当然、勝った負けたの結果が出る話です。
勝ちたいという闘争心が相手よりも勝るのは、理解に難くありません。

ですが、これがれっきとした正規の陸上競技選手権や、全日本とか世界が舞台での競争なら分かりますが、ある意味レクリエーション的要素の濃い運動会で、結果が気に食わないからビデオ判定しろと要求する親御さんの気持ちが理解できないし、理解しようとも思いません。あまりにもくだらないので。

そんなことをして、ビデオ判定で勝敗が分かったところで、後味が悪いだけ。
ヘタすれば、子どもの友人関係にまでヒビが入ります。そんなことも分からないんですかね、こういう親御さんは。

学校での子どものテリトリーに首を突っ込みたい親御さんのご家庭ほど、大体がお子さんが中学生になってから問題が起きる家庭へと変貌しているケースが多いんです。私もたくさんそんな家庭を見てきました。

勝負事には、必ず「勝者」と「敗者」がいます。

即ち自分が「勝者」なら、相手は「敗者」であるということ。
自分の存在というのは、敗者の存在があってこその上だということを忘れてはいけません。

言ってみるなら、自分が今あるのは「敗者」のおかげなんです。
そういう点で、ある意味、「敗者」に感謝の念を持つべきではないでしょうか。

一時的に「勝者」になったところで、そんなたった1人の勝者の存在など、長い歴史と広い世界に生きていくのであれば、ほんとにちっぽけなことに過ぎないんですから。ある意味、「無」に等しいものです。誰も覚えててはくれません。

そして、「敗者」の「心」の痛みに思いやりを馳せること。
さらに、自らの行動が世の中で模範的になるために精進していくこと。それこそが、周囲の人からの共感と感動を呼び起こすんです。

自分の子が勝ったら「ウチの子が一番スゴい、ウチの子よりスゴい子なんていない」などと考えてしまうと、その親御さんは、もうそれ以上は親として成長することはないわけです。

『謙虚さ』『礼儀正しさ』『情緒を重んじる』、そして『思いやりの気持ち』。
これらが揃ってこそ、日本人の素晴らしいところだと思うし、お子さんの健全な人間性を確立させるために必要なことではないでしょうか。

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