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「いい大学出れば、幸せになれる」小学生の78%が思っている理由ってナニ?

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先日の朝日新聞に掲載されていた内容を取り上げてみます。

もともとそういった考え方と枠組みが世間に浸透している国家なので、どうしてもこういう結果にはなってしまうんですが、不思議なのは、学歴社会は悪だ!実力主義だから学歴は関係ない!という声が以前より高らかに叫ばれてきている昨今なのに、それに反比例して、子どもたちの「いい大学」志向は9年前より上昇している現実です。

以下、記事全文です↓
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「いい大学出れば、幸せになれる」小学生の78% 9年前より増加(調査結果)
朝日新聞デジタル 執筆:氏岡真弓

「いい大学を卒業すると幸せになれる」と考える小学生が9年前より17ポイント増え、78%に達したことが、ベネッセ教育総合研究所が28日に発表した調査結果でわかった。「学力重視の流れが影響している」と研究者はみる。

調査は昨年、全国3地域の小学5年生、中学2年生、4地域の普通科高校2年生を対象に実施。全て公立校で、計9726人が回答した。

結果によると、「いい大学を卒業すると将来、幸せになれる」について、「とてもそう思う」「まあそう思う」と答えたのは中学生も61%に上り、2006年の前回より16ポイント増、高校生は51%で13ポイント増だった。

「将来、一流の会社に入り、一流の仕事につきたい」についても、小学生71%(前回比11ポイント増)、中学生58%(同9ポイント増)、高校生63%(同11ポイント増)。「お金がたくさんあると幸せになれる」では、小学生58%(同11ポイント増)、中学生64%(同8ポイント増)、高校生67%(同4ポイント増)だった。
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この件に関しては、有識者が色々と異なる見解を述べているようです。
意外と単純なところに、たくさんあるであろう答えの1つがありそうな気がします。

それは、親の学歴信仰と学歴コンプレックスです。

今頃の小学生のお父さんお母さんは、恐らくバブル期に社会に出た方が多いはずです。
そして、何よりも受験競争が厳しかった時代。ここで言う「いい大学」を卒業された方が、買い手市場によって、就活でかなり良い思いをしてきたのは想像に難くありません。

その方々が親となり、今度は自身の時代の成功体験談をお子さんに語るわけです。お子さんに語るのは「勉強して、いい大学に入って、いい会社に入れ!」みたいなこと。親自身の投影をお子さんにしちゃうんでしょう。気持ちは分からなくはないですが、成果主義が横行する現代、今はそんな安易な考えでは激しい競争に太刀打ちできません。

そして、これはお母さんに多かったりするのですが、自分自身の学歴コンプレックス解消を、お子さんに「叶えてほしい夢」として押しつけることでしょうか。

お母さん自身が学歴がなくて苦労した(まだ男尊女卑の匂いが残る時代背景もありましたし…)、だから我が子にはレベルの高い大学に行って、その先の人生で苦労させたくない…そういう想いがあるのかもしれませんし、それも一理あります。

ですが、それも単なる親のエゴです。
本当にお子さんが自分でしたいことがあるなら、勝手に勉強も頑張るでしょうし、勝手にレベルの高い大学に入っていくはずです。

お子さんに、叶えてほしい夢と称して、実は単なる自身の学歴コンプレックス解消と、世間体を気にしているだけのお母さんが多いのも、また現実です。(もちろんそうじゃなくて、お子さんの今後の可能性を第一義に考える素晴らしいお母さんもいらっしゃいます)

国際競争は激しくなり、世界を巻き込んだ情報戦とテクノロジーの進化による技術革新が進む中で、ワーキングスタイルや企業の人材採用の在り方も大きく変わってきています。

「勉強して、いい大学に入って、いい会社に入れ!」という考え方は、30年前のすでに陳腐化した過去の産物でしかありません。そして、この30年前の考え方を、これからの時代を力強く生きなきゃいけない子どもたちに未だ押しつけている現実…。

答えはたくさんあると思うので、これはあくまでも私の仮説の1つに過ぎません。
なので、もし違っていたとしても、私へのクレームはしないで下さい(苦笑)

私の親もそうでしたが、親ってみんな子どもに過去の経験談を話したがるんですよね。
そして、ほとんど半強制的に押しつける(笑)

親の若者時代の思考は、この先の時代を生きる子どもたちには、まず響かないでしょう。
子どもは、他人から言われたことより、自分で失敗したことから学ぶ方が遥かに大きな収穫を得るはずです。

世代の価値観のズレは、なかなか大きいものです。
大切なのは、それぞれの価値観を認め合った上で、自身の価値観を押しつけないことかもしれませんね。
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