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塾の授業料を自分で稼いで自分で支払う。それができる高校生が大成しないわけないでしょうね。


他の塾では絶対に「あり得ない!」と言われることが、ウチの塾内では結構まかり取っているんですが、うち1つが、塾生である高校生がウチの塾でアシスタントのアルバイトをしながら授業を受けているということでしょうか。

一般的に塾に通う生徒はお客さんですので、サービスを享受するのみが当たり前となっており、塾生が塾の業務を手伝うなど言語道断!という塾関係者も親御さんもいらっしゃるでしょうね。ウチも好んでさせているわけではありません。

ただ、家庭の経済状況や、家庭内での決まり事や子育てのルールにおいて、自分で授業料を稼いででもウチの塾に通いたいという者もいます(ほとんど女子なんですよね、不思議なことに)。

ある意味、親からしてもらって当たり前ではない、自分のことは自分でするという覚悟をもって臨んでいるわけで、私はそういった周囲や親に依存せずどんどん独り立ちしていこうとする者が、敢えて厳しい環境に身を置こうとする姿に感心させられるということもあって、簡単な業務補助に関しては手伝ってもらって、しっかり給与を払っています。

転塾されてくる子に多いのですが、他塾で散々甘やかされて、親や塾や先生にやってもらって当たり前の依存度Maxの子がどんどん増えています。

親含めて周りがどんどん子どもに良かれと思って手を出してしまうということで、自分がブルジョワだと勘違いする子がどんどん増える…それで始末に負えなくなった親御さんが、私に助けを求めてくるメカニズムが完全に確立されてしまいました(苦笑)。

最初からそういう過保護すぎる子育てをしないでほしい…としか申し上げられませんが。特に思春期に入ると親が甘やかしたツケで悪い方に自我が確立されて、親が完全に手を付けられず、でも子どもから嫌われたくない…塾長、どうにかして下さい!みたいな相談も、年間通して少なからずあります。

私は、基本的に褒めもけなしもしないので、やってもらって当たり前の子は「冷たい」と受け取るでしょうし、褒められなければ何もできないという子になればなるほど、自分に都合の良い理由をつけて辞めていきます。

中には自分で変わらなければと気づく子も出てくるのですが、やはり最後まで「パパ!ママ!助けてー!」で終わって気づけないまま去る子に対して、私も力不足を感じることはありますが、本人が気づかねば意味がないと考えるので、止めることもしません。

ただ、そういった子は、他でもなかなか変われませんが…最終的には、成績もボロボロで、お金さえ積めば簡単に入れてくれる私立高の単願で進学するケースも多いですね。

この手のパターンの子が気づくのは、恐らく就職で社会に出てから荒波に揉まれてからでないと厳しいかなと、個人的には思います。ただ、最近ではそういった子が就職すらせずに自宅に籠って「ひきこもり」となり、親の財産をいつまでも食い潰すという風潮がようやく表面化してきたことで、今後ますます問題になってくるでしょう。

そして、そこまでの流れを見てお子さんの指導をする塾など、国内にほとんどと言っていいくらい皆無だと思います。だって、成績上がって上位の高校さえ合格するか、成績上がらなくてもお客さんとして授業料さえ落としてくれればそれでいい塾がスタンダードなわけですから。

ウチの塾は本当に損な役回りというか、時間と手間がかかることばかりに取り組んでばっかだなーと思います。ほとんどの塾がやりたがらないことを、ガチで真剣に取り組んでいるので、明らかに『異端な』塾だと周辺の塾からは陰口を叩かれてます(笑)。確かんに、学習塾の領域からは逸脱してるでしょうね。

でも、皮肉なことに、ウチで自分の授業料を働いて稼いで捻出した塾生たちは、不思議なことに時代問わず、高校での成績も優秀です。

自立してるんでしょうね。
働く時間を捻出するリスクを視野に入れながら学業を成就させるには、普段からのタイムマネージメントを逆算しなければ勝てないことも気づいているはずです。

だから、やってもらって当たり前のお子さんなんかでは太刀打ちできないぐらい成長曲線も綺麗に描かれ、生産性もどんどん高まっていく。ある意味、当然だと思います。

実際に、ウチで授業料を稼ぎながら塾生として卒業した者たちは、上位の有名大学に全員合格していきましたから。社会の荒波に直面しても、こういった者たちは成功するでしょうね。

それも、アルバイトで稼いだら自分の好きなものや好きなことのために全部散財するのではなく、純粋に授業料を払うための苦学生をやっているわけですから、同じ高校生アルバイトでも全然その点で、一般的なアルバイトをする高校生とはマインドが異なると思います。

私が考える塾というのは、接客サービス業として確立されてしまった現代の塾業界のような塾ではないんだと思います。もっと次の世代を担う若者たちを力強く成功させるための人生哲学をどう伝えていくか…そこに私はこの仕事のロマンを感じているので。

なので、私のやり方は、これまでの塾業界のやり方にどっぷり浸かってきた関係者ほど非難するでしょうし、そんなのは何と言われようと、正直どうでもいいです。

自分で授業料を稼いで自分で授業料を払ってきた者たちが、社会に出ても言われたことしかできない依存型の同僚を差し置いて、どんどんチャンスをモノにしていって、社会の高みへとのし上がる姿を、私は見ていけたら幸せですから。

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