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若者の政治的無関心はなぜ?「能力主義」教育が助長。

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ウチの塾生も例外ではないんですが、現状の生活に満足して上昇志向を持たない子がどんどん増えているのをイヤでも感じさせられます。

 

 

まぁ、その大きな原因としては「スマホ」と「LINE」にほとんどが起因しているんですが、それにしても欲がないというのは、夢や目標に向かって “本気で” 取り組む子がどんどん少なくなるということも意味します。

 

 

ちょうどそんな矢先のYahoo!ニュースに、こんな記事が出ました↓

 

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若者の政治的無関心はなぜ? 「能力主義」教育が助長

11/2(木) 11:30配信

カナロコ by 神奈川新聞

【時代の正体取材班=成田 洋樹】若者の政治的無関心が問題視されるようになって久しい。「いまどきの若者は自分の身の回りにしか関心が向かない」と嘆く風潮も根強い。果たしてこれらは若者だけの責任なのか。関西学院大教授の桜井智恵子さん(教育社会学)は「自助努力の強調によって自己責任を内面化させ、国家や社会の在り方に目を向けさせてこなかった学校教育の必然だ」と問題提起する。

勉強ができる、コミュニケーション能力が高い、周りと協調しながら過ごすことができる…。桜井さんの目に映る学校現場は、何かが「できる、できない」で評価される場としての姿だ。誰の力も借りずに1人で頑張り抜くことを模範とする「能力主義」に基づく教育観で貫かれ、子どもたちには「自己責任」で生きることが刷り込まれていく。自分たちが暮らしている社会や国の在り方を考える余地はほとんどない。

桜井さんは「子どもたちは学校や家庭で政治が語られない中で育っているので、政治の話へのアレルギーが強い。経済成長に資する人材の育成を求める教育政策の影響もあって個人の能力の向上をひたすら追い求めさせられるので、立ち止まって批判的に物事を考える機会が奪われている」と指摘する。

自己責任を強いて分断を助長する能力主義は、障害や学力の有無で子どもの学ぶ場を分ける傾向に拍車を掛けている。障害があるとされた子どもを「手厚い個別支援」の名の下で特別支援学級に追いやる一方で、グローバル人材の育成が喧伝(けんでん)される普通学級では子どもたちはさらなる競争に追い立てられている。

「障害者はいなくなればいい」と被告が供述したとされる相模原障害者施設殺傷事件。昨年夏の衝撃的な事件をきっかけに、障害の有無にかかわらず共に学ぶインクルーシブ教育の重要性が高まっているが、学力やコミュニケーション能力という「ものさし」で人を評価する能力主義はより強化される一方だ。桜井さんは「学校が多様な存在を認める民主主義が育つ場になっておらず、むしろ排除を生み出す場になってしまっている」と懸念している。

 

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この記事の通りに考えるのであれば、日本人の美徳である「成長は己次第」「自分の敵は自分、弱さとの闘いであり、自分に打ち克つ」という考え方が、足枷になってしまう感があります。

 

 

この見解に関して、たぶん世論は賛否両論になるんじゃないかなと私個人は思うわけですが、少なくとも1つ言えるのは、社会はいつからこんなに余裕のない人間の集団になってしまったのでしょうか?ということです。

 

 

思いやりや助け合いは一般的には美徳とされていますが、学歴や企業間競争も含めて勝ち上がらなければならない生き方においての背景と、それに伴い、人間の優劣を比べるマウンティングが横行してしまうのは、この国だけでどうにかできる問題ではなく、国際社会での在り方の変化に流されているのかもしれません。

 

 

景気の悪い時期も続いたのもありますが、余計にみんな精神的に余裕がなくなり、どこかギスギスしている。だから、いじめもなくなるわけがない。そんな情勢の中で「いじめをなくそう!」というのは、大変恐縮ながら、私には綺麗事にしか聞こえません。

 

 

要は、そんな時代の中でいかに「幸せな生き方」をつかみ取ることができるか。

いじめをなくそう!的な議論よりも、残念ながら遥かに建設的です。冷たいと言われればそれまでですが、生きていくということはそういうことなんです。

 

 

この余裕のない社会の流れは、これからどんどん加速します。

物欲は満たされる時代ゆえに、それに反比例して個人主義の加速と共感力の退化も進むので、社会情勢への関心も薄れてもおかしくはありません。

 

 

敢えてそんな中でも周囲に関心を持った子に育てることこそ、大きな変化にも生き残れる大人に成長していくのではないでしょうか。

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