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人が善ではない証拠であり、人が完全な善になれない証拠です。それでも、未来を明るくするのは?


町田市で起こった、高校生たちが先生をあおって体罰をさせて被害者ヅラしてTwitterに拡散したことで炎上している事件、これでは熱意のある教師ほどバカを見るし、こんな光景を見て育った子たちがどんどん教員になりたくなくなっていく…。

その結果、教員不足とかメディアが事件をわざと尾ひれえひれつけて報道することで、余計に教員の担い手がいなくなっていく…そして、またマスコミが勝手に騒ぐという「くだらない」情報操作ばかりのワイドショーに辟易しています。

日テレの「スッキリ!」くらいじゃないですかね、まともに真実を報道したのは。
それ以外の局とかは、かなりでっち上げのひどい報道内容でした。虫唾が走ります。

今のご時世は、SNSが先行して真実を一般の方々が知りやすくなったので、巨大メディアの偏向報道など、一瞬で見破られます。なのに、これでもかというぐらい、自分たちが正義だと主張するみたいに、情報操作しようとする視聴率目的の情けなさに、報道の在り方を真剣に憂いてしまう、そんな時代になった気がします。

さて、作家の伊集院 静さんが今のオトナに対して苦言を呈しています。
今日はその内容をご紹介します↓

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厄介な世の中になったものだ。
良かれと思った注意がパワハラ、セクハラとされかねない。

何事にも及び腰になりがちな大人たちにも問題アリだ。それじゃいけない。さぁ、凜として「大人の流儀」を貫きたまえ!(文・南勇樹 写真・宮川浩和)

--冒頭、病気で亡くされた前の奥様(女優の夏目雅子さん)らしき人との思い出が書かれている。別離を告げた人から「生きよ!」と。生きていれば誰かの役に立てるかもしれない、と

「そうですね。この本のタイトル(『誰かを幸せにするために』)をスタッフが考えたときも、すんなりOKしました。読んでくれた人が少しでもそう感じてくれたならばいいんですけどね」

--シリーズが売れているのは、若い人を叱れない、教えられない「大人」が増えているからではないでしょうか。伊集院さんは、新幹線で隣り合わせた“サッカーの王様”ペレを怒ったこともあるとか

「怒ったんじゃありませんよ。(前が壁になっている席で)隣の外国人が靴のまま足を壁につけていたので『日本ではそんなことはしない。足を下ろしなさい』とマナーを注意しただけ。それに相手がペレだとは知らなかった」

--叱れないのは大人の方にも原因があります

「(叱ると)自分に反論などが返ってくるし、面倒な仕事を大人としてやらなくなっているんですよ。つまり、『三遊間のボールを誰も捕りにいかない』状態。たとえば、電車の中で子供が大声で騒いでいる…これが『三遊間のボール』です。本来なら『公共の場では静かにしなきゃダメだ』と、大人がしつけないといけないんです」

「私は、他人の子供でも叱りますよ。3回目ともなると、捕まえてバチンとやる。すると、たいてい親が出てきて『ウチの子供に何をするんだ』って。『いいよ、じゃあデッキへ行こうか』とその親に言います」

--いまどきの若者の何が問題でしょう

「一番の問題は、ネット上で匿名のまま、他人を非難する行為に対して、責任も感じず、『許される』『大丈夫なんだ』と勘違いしていることです。これは、IT業界が大きくなるために、『誰でもいいから声を聞かせてください』などと呼びかけたところから始まったと思う。それは深刻な問題をはらんでいるのだと、大人がちゃんと、どこかで教えないといけません」

--ご両親から聞いた言葉がたくさん載っている。お父さんの「女・子供が不安がっているときは『大丈夫だ』と言ってやれ」はとてもいい

「父も近所の人もそうでした。若い人が私に相談に来るときだって、たいてい結論は“決まっている”。だけど、『大丈夫だ』と言ってあげるとさらに安心するでしょ。背中を押してほしい、(自分の考えを)肯定してほしいと思っているからですよ」

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褒めて伸ばす教育を否定するつもりはありません。
私も、TPOに応じて言葉を使い分けていますし、褒めてほしい局面もたくさんあります。

とはいえ、昭和の考えは古いだの時代錯誤だの言われていますが、平成の世の中の考えは正しいと思えないのも、また事実。明らかに人間がダメになっていく感もあります。

極端に「悪いもの探し」をする家庭教育が一番の理由だと思います。
叱れない大人も、キレる子ども然り。

この教育によって、自分への否定的な意見がとんでもないストレスになるんですよね。

そうなると大人は頃合の良い叱り方が出来ず、怒りで叱りすぎる人や、問題を恐れて叱れない事になる。子どもはちょっとした事でも強い否定的な感情を持ちやすく、叱られることに多大なストレスを感じ、キレる、もしくは鬱になってしまう…。

私個人の見解として申し上げるのであれば、世の真理でしかありませんが、物や金で満たされると、人が乱れ、世が乱れていく。日本の歴史というのは、これを繰り返してきたんです。

何度も歯止めを掛けようとした者は、その時代その時代に、確かにいました。
でも、乱れていく世を止める事はできなかった。

それでも時代は進み、着実に進化していく。
良くなっていく歴史と併せて、必ずどこかに歪みも生まれていく。

人が善ではない証拠です。
人が完全な善になれない証拠です。

それでも、次の時代を明るいものにしていくために、今オトナができることは何なのかを真剣に考えなきゃいけないんだと、私は考えています。

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