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「子供をだめにする」「勉強させる力が足りない」など、公立の教師に強い不信感を抱くのはなぜ?

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産経新聞に興味深い記事が出ていたので、今日はこれはご紹介します。

ただ、記事に紹介されている親御さんの見解とは、私のは異なりますが…。

 

 

以下、転載します↓

 

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なぜ?公立の教師に強い不信感 「子供をだめにする」「勉強させる力が足りない」

産経新聞 1/23(月) 11:04配信

受験をテーマに寄せられたメールのなかで目立つ「公立不信」の問題。「公立は教師の質が悪い」という指摘に次いで、4人の子供を持つ父親という方からのメールにも「公立校は子供をだめにするという結論を出しました」と書かれており、こちらの方も公立校の問題点を強調していた。授業参観を見に行ったことをきっかけに、教師への不信感を強めたという。

教師たちに、子供たちを勉強させようという意識が欠如しているのではないか-という批判だった。メールの主は、公立の学校には「子供たちに勉強をさせる力が足りない」と感じたようで、「地域差もあるのでしょうが公立と私立は雲泥の差」としていた。

繰り返すが、公立にも私立にも、良い先生も悪い先生もいるはずだ。にもかかわらず、公立にはなぜ、ここまで強い不信感が寄せられるのだろうか。教育委員会に勤める人は「なかには困りものの先生もいるが、教師の担う仕事が増えすぎて、手がまわらなくなっている人も多いということもあるのかもしれない」と分析していた。

かつて、先生の仕事のイメージといえば、授業や生徒指導や学校行事、部活動などに対応する-というのが主な業務だったが、最近は、これらに加え、保護者対応や地域活動などにかける割合が増えているという。

少し古いデータだが、公立教師を対象に行われた平成18年の教員勤務実態調査によると、「教員が行う仕事が多すぎる」と答えた教師が92%、「保護者対応が増えた」とする教師が80%いて、教師たちも負担感を感じている様子がうかがえる。ひところ、学校に自己中心的な要求を繰り返すモンスターペアレントの問題も話題になった。また、不登校や貧困家庭などへのフォーローなど、以前に比べ、複雑できめ細かい対応が求められる案件が増えていることも、教師たちの仕事を増やしているという。

さらに、文部科学省の「家庭教育の活性化支援等に関する特別調査研究」によると、8割の親が「家庭の教育力の低下」を実感しているという。学校現場では、家庭の教育力不足を補う役割も期待され、教師のもとには、さまざまな課題が一挙に教師に押し迫っているようにもみえる。

公教育の仕組みが疲弊するなか、それを避けようと「私立」を選択しているということなのだろうか。(か)

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読んでいて、非常に違和感を感じたのですが、公教育はあくまでも公教育であり、なぜ保護者が学校をサービス業として勝手に捉えて「お客様化」してしまっているのかが不思議でなりません。

 

 

日本という国が、過度にサービスを求める風潮になったのもあります。

お客様として、やってもらって当たり前の考えの方が増えてしまったのも事実です。

 

 

あくまでも公立というのは、誰にでも分け隔てなく最低限の公共サービスを提供するのが役割であり、特定の親の考え方や理想を叶えるものではありません。至れり尽くせりを求めるなら、それこそ私立に行けばいいというのは、そういう点で理に適っています。

 

 

それなのに、

 

 

“ 子供たちを勉強させようという意識が欠如しているのではないか-という批判 ”

“ メールの主は、公立の学校には「子供たちに勉強をさせる力が足りない」と感じた ”

 

 

などという、上から目線をされるブルジョワ気取りの親御さんは何様なんですかね?…と感じる方は、私以外にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。公教育に求めすぎですね。

 

 

こういった主張を「当たり前のサービス」と考えて、平然とする親御さんがいるから、学校の先生方が疲弊して、生産性がどんどん低下していってることに何故気づけないのか。

 

 

“郷に入らば郷に従え” ではないですが、公立に子どもを預けるなら、そこは預ける以上ある程度任せて見守ること。もちろん親が出なきゃいけない局面も出てくるかもしれませんが、それは必要最低限にとどめ、ある程度は学校の先生を信用し、子ども自身にも色々と経験して考えさせたり感じさせたりすること。

 

 

公立がいいなぁと思う点としては、色々な人間関係があるので、相当揉まれてたくましくなってくれることでしょうか(一部例外はあります)。その中でイジめられないためにどう立ち振る舞えばいいのかという処世術を学ぶことができます。これは机上の学問では絶対に分からない領域であり、現場で揉まれることでしか生まれない経験則なわけです。

 

 

私立では良い子ちゃんばっかり揃ってしまい、人間関係を構築する上でできる世界の同類のつきあいしかできず、社会に出たときに色々な性格・考え・国籍など、多様な人間性を持った方々と付き合い方を構築するのが難しくなってしまう側面もあります。なので、いざというときに臨機応変な対応がとれない方も少なからず出ててきしまうのが難点です。

 

 

もちろん、治安的にはそこそこ良いのかもしれませんが、最近では私立の中学とかでもイジめ問題がクローズアップされていたので、これも絶対領域というのはないわけです。

 

 

結局のところ、公教育も私教育も一長一短あるわけで、どっちが正しいとか正しくないとかいうのもありません

 

 

少なくとも、公立の先生方に「子どもをダメにする」「やる気を出させる力が足りない」などというのは言いがかりであり、その前にそんなことを主張する親御さんの家庭でのしつけの方が問題なんじゃないの?…と、冷静に見ている大多数の親御さんは思うのではないでしょうか。

 

 

確かに、なってない先生もいるかもしれません。

それは、公立私立関係なくいることでしょう。

 

 

でも、先生を糾弾する前に、まずは親であるあなた自身の子育ての在り方を振り返って反省された方がよろしいのではないでしょうか?

 

 

他人を糾弾する方ほど、自分のことを棚上げする傾向がありますから。

見方を変えるのであれば、お子さんがやる気にならない状況をつくり、そういうふうに育てたのは、どう考えても家庭環境を整えてこなかった親御さんの方に原因があるわけですから。それを棚上げして学校の先生を糾弾なんて、間違っています。

 

 

この国は、学校ですら、1つの「サービス業」になってしまったのかと思うと、本当にやりきれません。

 

 

お客様扱いが当たり前になった子どもたちは、大人になったら親がしてきたことを真似て、ますます学校の教員に色々と突き付けてくるでしょうね。なんだかなー。

 

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