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覚えておいて下さい。間違ったことをしている人間に注意すらしないことを“見殺し”と言います。その方がよほど残酷で、無慈悲であると。


テレビ東京系で先週始まったドラマ「ハラスメントゲーム」が、なかなか面白いです。

私はあまりTVを見る方ではありませんが、ドキュメンタリーと経済ドラマ(着色されているのも多いので、参考にしかしませんが)は観ることが多いです。前作までの江口洋介さんや仲村トオルさんのドラマも結構好きでした。

バラエティーや恋愛ドラマはほとんど興味がないので、私自身はカタブツの面白味のない人間ですが、それも仕方ありません(笑)。基本的には、それなりにマジメに生きる…が身上の人間ですので、融通の利かない性格であることは変えられそうにありませんねぇ。

話を戻して、この「ハラスメントゲーム」第一話のヤマで放った唐沢寿明さんの強烈なセリフが印象的でした。以下、一部ですが引用です↓

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ただし、これだけは言っておきます。

それは、あなたのようなクズ、いや、あなたのようなクズ中のクズを見捨てず、育てようとしたからです。

覚えておいて下さい。

間違ったことをしている人間に注意すらしないこと、「見殺し」と言います。

その方がよほど残酷で、無慈悲なパワハラなんだ!

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親御さんの中にも、働いている経験があれば、このような状況に出くわした方の方が多いのではないでしょうか。

どうにもならないような問題を起こしてばかりの同僚に対して、苦言を呈することができる人はどれだけいるのでしょうか?

大半とは言わないまでも、それ相応の方がスルーして関わらないようにしている…ということありませんか?

人間というのは、面倒なことを嫌う生き物です。

だから、できるだけ摩擦を起こさずに生きていきたい。SNSなどネットの影響も大きくなり、昭和の時代のようにガチンコでやり合うなんてことを避けて、穏便に流すという生き方に日本人も変わってきているのだと思います。

しかし、そんな時代でも、先述したような相手のことを思って、敢えて苦言を呈したり叱ったり身を呈して行動する素晴らしい方もいらっしゃいます。これは言う側も相当精神的に負荷がかかることで、できれば言いたくないし、自分で気づいてほしいのが本音です。

それでも、敢えてヒールに徹する方の思いを汲み取ることなく、苦言を呈されたり叱られたりすると「パワハラだ!訴えてやる!」と逆ギレを起こす方も増えました。

耐性がないだけでなく、そもそも被害者感情しか持たないからそうなるんでしょうが…。

塾という場所でも、ほとんど同様な感じです。

私が管理職をしていた大手と呼ばれる塾のほとんどは、生徒を叱らなかったはずです。なぜなら、叱り飛ばして退塾なんてされようものなら、ノルマや売上を求める上司からコテンパンに叩かれるからです。なので、どんなに生徒に非があっても媚びる塾が大半と思われます。

なので、間違ったことをしている生徒を見ても、スルーなんて当たり前。

でも、これはその生徒のためになどなってなくて、結局は「見殺し」にされていることに生徒自身が気づけていない…そんな状況と被ります。

ウチの塾は「誰が見てもおかしいだろ!ということはきっちり叱りますので」と入塾面談で申し上げた瞬間に、お子さんが泣き出して「こんな塾、絶対にイヤだ!」と同席の親御さんに懇願して、結局入塾にならなかったケースが今年は特に多いです。

とはいえ、当たり前のことを当たり前に対応するだけで泣き出してイヤだと叫ぶ泣き叫ぶお子さんは、要するに自分を甘やかしてほしいと間接的に主張しているようにしか思えません。なので、入塾されても結果を出せる可能性は低いと、私は判断します。

逆にブログでこんな感じで書いていると、この塾は子どもに物事の良い悪いをきっちり教えてくれる塾なんだ!というお話をされて入塾面談を希望される親御さんが大多数です。

こうやって理解して下さる親御さんが来てくれること、本当にありがたいです。そういった親御さんの期待に応えるためにも「どこに出しても恥ずかしくない」子に育てていくために、私はこれからもヒールであり続けようと思います。

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