時代が変わっても、変えてはならないモノもある。巨人とソフトバンクの日本シリーズが痛切にそれを教えてくれた。

英検の賞状が教室に届いて、ウチの英検飛び級合格を果たした塾生たちが歓喜に浸る中、私からは「合格して終わりではない。終わりは新しいステージの始まりだ」と発破をかけています。

ウチの塾が周囲に誇れることとして、不真面目な連中がほとんどいないことでしょうか(残念ながら、ごく少数たまに途中から豹変して悪化するケースもあります。友人関係とあのもつれで)。

ほとんどの塾生が地道にコツコツ、常に己をアップグレードするための修練を絶やさない。これは塾を創ってきたものとして、塾生たちを誇りに思う瞬間であり、醍醐味でもあります。

逆に言うなら、不真面目な子や他人依存当たり前、他責の念で生きている子などは、ますますウチの塾には来なくなりますので、ウチの塾としても良い傾向になります。そんな周囲に悪影響を及ぼすような者は塾内全体の雰囲気も悪くするし、学習環境構築の妨害もしてくれますしね。過去、そのような理由からお引き取り頂いたご家庭もそれなりにあります。

そのような塾創りは結果にも表れ、大半の塾生が5科350点を下回ることなく、そこに届かない塾生でも周囲からのプラスのエネルギーを感じ取って真面目に取り組むため、確実に結果につながってきます。もちろん、多少の例外はありますが、それはこの後の記事の所見と併せて綴ろうかなと。

先日行われたプロ野球の日本シリーズの巨人とソフトバンクの闘いは、上記のような話を絵に描いたような展開となっています。皮肉なところというか、まさに真理というか。

時代は令和になりましたが、時代がどんなにアップデートしていこうが、変えてはならない価値観や規律・礼節の在り方があることを示唆してくれています。

少し長いですが、時間のある読者の方はぜひご一読下さい↓
巨人ファンの方からはボコられる内容になりますが、別にチームを否定してるわけではないですので、ご容赦を。

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恥辱の日本S惨敗・巨人が履き違えた「プライド」

これが「現実」ということだ。2020年の日本シリーズで巨人はまたしても福岡ソフトバンクホークスに1勝もできないまま終わった。同じ相手に日本シリーズ史上初となる2年連続白星なしの4連敗を喫し、今年も日本一に手をかけることすらできなかった。

屈辱の記録が次々と並んだ。日本シリーズ4試合で換算した総安打数16、41三振はいずれもワースト記録を更新。チーム総得点4も日本シリーズ最少タイとなった。ちなみに2005年に千葉ロッテマリーンズが阪神タイガースに4タテを食らわせた日本シリーズの総計スコア「33-4」の略称「334」は、現在も阪神を揶揄するネットスラングとして定着している。同年に僅か日本シリーズ4得点のワースト記録を生み出し、黒歴史を刻んでしまった阪神に巨人はあろうことか肩を並べてしまったのだ。

今年の日本シリーズの総計スコアは「26-4」。前夜はネット上で「あと7点」がトレンド上位へランクインするほどに注目を集めたことを鑑みれば、次はこの「264」も巨人に対する蔑称として今後用いられるようになってしまうかもしれない。

日本シリーズは言うまでもなくプロ野球最高の檜舞台だ。そんな栄えある戦いの場において、ワースト記録連発とともに史上最低レベルの無様な負け方をした巨人は何を言われても仕方がないだろう。

セ・リーグ優勝チームとはいえ、その余韻もパ覇者のソフトバンクにコテンパンにされたことで木っ端みじんに吹き飛ばされた。同じ4連敗でも15年前の阪神より遥かに重く、巨人はソフトバンク相手に2年連続だ。昨年1勝もできずに日本シリーズ制覇を逃した“怨敵”にリベンジを誓い、この1年間はそれを最大の目標にしながら懸命に汗を流しつつ戦い抜いて来たのではなかったのか。コロナ禍にさいなまれていた苦しいシーズンとなったのは巨人だけでなく、どの球団も条件は一緒だ。弁明の余地はない。

ファンだけでなく球界関係者(特に巨人OB)の間からも「セ・リーグはパ・リーグよりもレベルが低いから惨敗につながった」「ソフトバンクが強過ぎるだけで、セ・リーグの他球団が日本シリーズに出たとしても歯が立たない」などといった意見は確かに聞こえてくる。つまりは巨人だけでなくセ・リーグ全体の問題という指摘だ。一理あるとは思うが、そうとばかりも言い切れない。パ・リーグと同じ条件にするべく原辰徳監督の提言する「セ・リーグのDH制導入」に拍車がかかり、仮に来季から取り入れられるようになったとしても根本的な解決策には結びつかないと考える。

セ・リーグ全体がどうこうだとか、DH制云々という理由付けは、絶望的な巨人の弱さから何とか目を背けさせようとするスケープゴートを何とか懸命に列挙しているようで個人的にはとても見苦しい。昨年、そして今年と日本シリーズを見て痛感したのは、やはり単純に巨人というチームがソフトバンクよりもありとあらゆる面で弱く、そして劣っているということである。

知らず知らずのうちに個々の意識の差もホークスとは大きく開いていたようだ。巨人の面々にはチームの伝統として「ジャイアンツプライド」という意識付けが半ば義務化されているが、近年はこれを履き違えてしまう傾向があるようにも感じられる。王者としての品位と強さを保ち続けるための“矜持”であったはずが、いつの間にか「上から目線」の王様気分を助長するような勘違いを生んでしまう“呪縛”となりつつあったのではないだろうか。

強い違和感を覚えたのは第3戦で相手の投手リレーの前に1安打完封負けを喫して王手をかけられた後、元木大介ヘッドコーチが発奮を促すためにメディアを通じ「意地を見せるしかない。ジャイアンツというネームを背負っているわけだから。すごく歴史の古いチームでやっているわけだから」と発したメッセージだ。

現役時代に3度の日本一を巨人で経験するなど、かつての黄金時代を体感している元木コーチはもちろん人一倍「ジャイアンツ」というネーミングに対して誇りを持ち、YGユニホームに袖を通す重みも分かっている。

だが「現在地」で戦っている今の選手たちは、どのようにとらえていただろうか。ましてや昨年に引き続きソフトバンクの前に自分たちの無力をまざまざと見せつけられ、土壇場まで追い詰められたタイミングで「ジャイアンツというネームを背負っている」と言われても、申し訳ないが心に響くとは到底思えない。むしろ「そんな邪魔くさい“ジャイアンツプライド”などかなぐり捨てて本能だけで戦い、泥臭く勝利だけをつかめ」とでも言い放って挑戦者の意識を高めさせれば、結果はどうあれ、まだ良かったような気がする。

10年ほど前までブルペンを支えていた巨人OBの1人も、こう話した。

「今のジャイアンツはセ・リーグという枠組みの中で“井の中の蛙”になっている。所詮は内弁慶という開き直りの自覚を持ち、もう勘違いするだけの浅はかな王者のプライドなんていらない。だいたい、そういう『ジャイアンツプライド』やチーム憲章の『巨人軍は常に紳士たれ』が本当に選手たちにしっかり浸透しているならば『丸キック』のような卑劣なプレーは絶対に起こり得るはずがないでしょう」

ここで挙げられた「丸キック」とは、第1戦で巨人・丸佳浩外野手が走塁の際に犯した接触行為のことだ。2点を追う4回無死一、二塁の絶好機で6―4―3の併殺打に倒れた丸は一塁ベースを踏んだ際に一塁送球を受けるソフトバンク・中村晃内野手の左足を自身の左足で蹴飛ばす形になっていた。これがネット上を中心に物議を醸し、シカゴ・カブスのダルビッシュ有からもツイッターで苦言を呈されると「丸キック」は大炎上。激しいバッシングを浴びた丸は、ようやく翌日の第2戦試合前に工藤公康監督と中村に直接謝罪を入れた。だが、この丸の暴走が招いたツケは明らかに大きく「あの“キック”が結果的にホークスの選手たちの闘争心を余計に煽ってしまった」と戦犯扱いする声も根強い。

そういう“姑息なプレー”とは対照的に、ホークスの選手たちは誰もが平凡なゴロで打ち取られても一塁へ全力疾走し、時にはヘッドスライディングまで敢行しながら一戦必勝へ必死になって戦っていた。守護神の森唯斗投手が第3戦で勝利しながらも、自身は唯一の安打を許し『本当に悔しいし、申し訳ない』と口にしていたことを巨人の選手たちは一体どう感じていたのか。

かつて「球界の盟主」と呼ばれたのも今は昔。ジャイアンツとホークスの立場はもはや完全に逆転した。勘違いと束縛につながりかねない「ジャイアンツプライド」を一旦リセットして下から這い上がる覚悟を固めなければ、天と地ほどに引き離されてしまった若鷹軍団とのレベルの差は来年以降もそう簡単に埋まらないだろう。

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日本シリーズ中の両チームの人間観察していて、興味深いところが多々あったのですが…実は、私が目をつけたのはそこではなく…。

試合が始まる前の両監督の挨拶で、ソフトバンクの工藤監督は審判にも丁寧にお辞儀をされていたんですよね。それに対して、巨人の原監督はされなかった。実はここに、すべてが明示されていたなと私見として感じます。

意外と外野は見ているものですよ、広島カープファンの村上とはいえ(笑)。
ファンの方は試合をする当事者ではないので、そういった部分も見えているのではないでしょうか。違いの分かる方、本質を見抜ける方なら尚更かなと。

私が最も重んじる「礼節」の差でしょうか。
それは選手が必死にプレーするかの差にも現れるものです。

ソフトバンクのベテラン選手の走塁失敗による悔しがり方とは対照的に、巨人の主将のアウトになった瞬間にさっさとベンチに引き上げる姿…そのコントラストの比較が興味深いものです。この謙虚さの有無の差は何なのかなと。

巨人の選手を見ていると、一塁まで全力で走らない、のんびりベンチに戻る、声がけをしない…傍から見ていると、全力プレーは王者に似合わない、カッコ悪いとイキがっている中学生みたいな雰囲気と言うか、記事にあるように、王者の風格ではなく、上から目線な感じの印象を受けます。そして、このようなチームが優勝してしまうセリーグはどうなっているのかと危惧してしまうほどです。

対するソフトバンクは、守備につくときの速さや、内野のボール回しも全力で行っています。チーム内競争が激しいのもありますが、それ以前に、些細な日々の積み重ねと鍛錬が成されているからこそ、人々を魅了するものではないのかなと。

まさか、巨人軍の過去の栄光ゆえ…なんていうオチなのか?ジャイアンツブライドというオチゆえなのか?中身が伴っていないプライドほど(個人個人は違うかもしれませんが、組織全体の方向性として)苦しいモノはありません。

「王者としての品位と強さを持ち続けるための矜持であったはずが、いつの間にか『上から目線』の王様気分を助長するような勘違いを生んでしまう呪縛となりつつあったのではないだろうか」という一文の通りだと私も思うところです。

知り合いの少年野球チームのコーチが「ちゃんと全力疾走しないと、巨人みたいになるぞ!」と指導しなきゃいけなくなると吞みながら苦笑しつつ言っていましたが、なんか虚しくなりますね。これが球界の盟主とか言われているチームのやることかと思いながら。

時代は変わっていくので、いつまでも盟主なわけない。そこは変わっていく。
でも、変えてはならない価値観やしきたりもあるものです。

このような分相応の勘違いを起こすのは、子どもとて同じことです。
ウチの塾にも大した実力でもないのにイキがって勘違いをしている者はいます。そのような者に対して、村上が非常に冷たいです。

どんなに成績が良い者だろうが、仁義に反したり礼節がなっていない奴に対しては、かなり厳しく叱責します。叩き潰すという言い方でもいいぐらいです。

イキがっている履き違え勘違い野郎に対しては、しっかり世の中で生きていくための術やマナーを叩き込んでいかなければならないというのが村上の信念です。そのような奴を野放しにすれば、いずれは周囲が迷惑を被り、不快な思いをすることになりますから。

以前ウチの塾にいましたが、履き違え勘違い野郎であるにもかかわらず、実は小心者で打たれ弱く、己を高めることなく高く見せることばかり、己を変えていこうとすることない塾生に対して、かなり厳しく指導したことがあります。

その結果、親御さんから電話がかかってきて、退塾となりました。
理由は「娘から自分では他の塾の方が頑張れる、ここから良い方向に変えていきたいから」ということでした。私も止めませんでした。

都合のよい論理を展開して、謙虚さのない者は、いずれまた逃げ出します。
体の良い言葉を並べて、自己正当化に躍起になるのも痛々しいぐらいです。

この子は結局、風の便りでボロ雑巾状態になって平均以下の高校に行かれたとのこと。自信の行きたかった高校には届かず、理想の姿から偏差値20近く下の高校に進学したと私の耳にも入り「やっぱりこういうことなんだな」と納得させられたものです。

子どもを大事に育てるという概念が飛躍しすぎて過保護になっている家庭が多いためか、年々、履き違い勘違い野郎の子が増加している傾向にあります。苦労知らずな子に育ちますからね。

そのような子が失うのが、謙虚さです。
そして、謙虚でない者は成長しない。勘違いを起こしてつけ上がる。大したことないのに。

そのような行動や態度が日常生活で出てしまうから、結局、周囲からの評価は低くなる。そして、それに本人が気づけない現状があり、気づいたときには再起不能の関係性に追い込まれていく…そこに親御さんが本質を見極めることなく肩入れしようものなら、尚更ボロボロな人生になっていくことでしょうね。ある意味、反面教師かもしれません。

ウチの塾生に対して、私は「相手がどうであれ、一切の手抜きをするな。手抜きをするというのは、相手に対しても無礼なことだ」と言い聞かせています。

常に謙虚であるものに、成功の扉は開かれていますから。
相手が強かろうが弱かろうが、己の全身全霊で挑む。相手が弱かったとしても、テストが簡単だったとしても、100%全力で立ち向かう。

それが相手や立ちはだかるをコテンパンに叩きのめす結果になったとしても。
どんな物事においても、絶対に手抜きはしない。謙虚に、全力で立ち向かう。ウチの塾では絶対的な行動指針です。

次の世代を力強く生きる若者に、変わってはならない規律や礼節を伝えていく…それこそが、私の生涯の生業だと思っているので。

プロ野球のようなエンターテイメントを追求するものだからこそ、子どもたちに背中で見せていくということをしてほしかったが故に、今回は残念な結果になってしまった感があります。プライドの肥大化は、己を滅ぼしますね。私も気をつけます。

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