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「教育のインスタントラーメン化」になってきた時代、「耐える」のと「リスタート」はどちらが正しいのか?

昨日、高校生の塾生にマインドセットをしていて話していたことがあります。

最近では、上手くいかないと思ったらすぐに切り替える、スピードを主体とした時代を若者やビジネスパーソンを中心に生きるようになってきていますが、果たしてそれでいいのだろうか?という考え方です。

この高校生は偏差値で言うなら60弱の中堅校(本人言うには自称:進学校?)に通っていますが、周りにはヘタレばかりでみんな楽な方を選ぶ者ばかり、自分でどうにか打開しようとする者がほとんどいないと言っていました。

まぁ、偏差値=人間性というのはある程度当たっていますから、偏差値が下がれば下がるほど、欲望に忠実な者がどんどん増えていき、目の前の狭い視野での幸福感を求めて、どんどん大きなチャンスを棒に振ることになる…。

そういう点で、そういった者たちに囲まれた学校生活を過ごしたくないのであれば、高校受験の時点でもっとレベルの高い高校に進学するべきだったという結論になり、結局、中学のときにもっとしっかり勉強しておくべきだった…という本人の懺悔が始まるわけです。

後から後悔してもどうしようもないし、時間だけは買うことができない。

みんな戻れるものなら戻りたいし、戻れるわけがないから諦める。それが人生かもしれない。だから、今を精一杯生きるという思考に気づくのが大体年齢が過ぎてからになるのが、何とも皮肉と言うか。

先日、稲毛の塾生と親御さんとの懇談は3時間以上に及び、目の前のイオンの駐車場に車を入れておいたのですが、なんと出入庫不可能の時間帯になってしまい、守衛室を経て、何とか真っ暗闇の建物の中から例外的に出庫させてもらうことができました(汗)。

1件あたりの懇談が3時間を超えるというのはなかなかありませんが、親御さんの真剣さがよく伝わってくる中身の濃い話ができました。こういう時間、私も好きですね。哲学カフェで過ごしてるような気分に(笑)。

私も相当本音で話をしたので。親御さんもお子さんの受験において相当な下調べをして臨まれてきたので、私から見ても「この人、他の塾のスパイじゃないか?」と思えるくらいのリサーチ量でしたね。心底、感心致します。私もプロとして改めて頑張らなきゃなと。

最初のマインドセットの話に戻りますが、私が高校生の塾生に敢えて定義したのは、

やり方が合わなければ「リセットしてリスタートを早くすることで成功する」という思考と、ここまで時代に即してきたはずの「石の上にも三年」という思考

が、完全に相反するモノだということです。

塾でもそうですが、最近では教材を変えるくらいの軽い思考で簡単に塾も変えてしまうようなご家庭が増えました。このケースで、その後うまくいくケースはほとんどありません。

しかし、ビジネス的なモノの見方をするなら、損切りは早い方が良いという欧米的な発想となります。

ただ、これを教育でやろうものなら、お子さんに学ばせなければならない「忍耐」や「粘り強く取り組む」「諦めない」という成長マインドを放棄させることとなり、褒められなければ何もできなくなる、打たれ弱い軟弱なお子さんに育ってしまうのが問題でしょうか。

そう考えると、私は「石の上にも三年」的な考えの支持派です。
粘り強く結果を出るまで己の弱さに向き合い、最後に栄冠を手にしたときに大きな自信と報酬を得て、新しい一歩を踏み出すことができる。

そうやって育ってきた子の方が、後々苦難に出くわしても、圧倒的に強いです。
まず、折れません。ストレスフルな社会でも十分に渡り合っていけると思います。

だからこそ、ウチの塾は、そういった学力だけで判断できない強靭なメンタルを育てることに指導の重点を置いているわけです。

しかし、世の中の流れは「教育のインスタントラーメン化」が進んでいます。
これからもっともっとそうなると思います。

人手不足の他に、常にスピードを求められる時代、乗り遅れたら国際競争に敗れて、苦しい生活を強いられるわけですから。そのときに、何か困難にぶつかったらすぐにリセット・リスタ-トするような者が大成することはないと考えるのは、恐らく私だけではないと思います。

時代に翻弄され、矛盾する2つの思考。
読者の皆さんは、どうお考えでしょうか?

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