5,000人の天才児を45年間追跡してわかった、親が知るべき「8ヵ条」と「4つのポイント」②

昨日はアメリカ・ヴァンダービルト大学の研究者カミラ・ベンボウ氏の優秀な子供の才能を開花させる親が知るべき「8カ条」をご紹介しましたが、残る「4つのポイント」を今日はご紹介します。

昨日ご紹介した「8カ条」は、

【1】子供に多種多様な経験をさせる。

【2】子供が強い興味や才能を示したとき、それを伸ばすチャンスを与える。

【3】知的な欲求と心の欲求の両方をサポートする。

【4】子供をほめるときは、能力ではなく努力をほめる。つねに自分を高める努力をするような心構えを子供に身につけさせる。

【5】子供が知的リスクをおかすことを奨励する。子供が失敗することに否定的にならず、失敗から学べるようにする。

【6】レッテル貼りに気をつける。子供に「天才児」のレッテルを貼ると、それが子供の心の負担になりかねない。

【7】教師と協力して、子供の欲求を満たせるようにする。頭のいい生徒は、「レベルの高い課題」「特別な学習支援」「自分のペースで学習する自由」を必要としている。

【8】子供に知能テストを受けさせる。テストの成績が良ければ、子供にレベルの高い勉強をさせたいと申し出るときの根拠となる。また、テストを受けることで、失読症やADHD、社会性や心の問題が明らかになることもある。

でした。

以下、残る「4つのポイント」は以下です↓

—————

[1]天才児は大人になってから、社会に大きな影響を与えることが多い

[2]天才児というエリート集団のなかでも、さらに突出した知的能力を持つ超エリートがいる

[3]学習ペースが速い子供は、飛び級させたほうが能力を伸ばせる

[4]「空間認識能力」は、「言語能力」や「数学力」に匹敵するほど重要

—————

「4つのポイント」から読み取れるのは、賢い子はどんどん飛び級をしていくということでしょうか。

全部の内容に触れると膨大になってしまうので、今回は[3]に説明を絞ります。

子どもに飛び級させることを嫌がる親は、少なくありません。

理由は、様々ありますが、飛び級をさせると、子供の友人関係を損ねてしまうのではないか…わが子から子ども時代を奪うようなことはしたくない。飛び級させることで、知識にムラが出てしまうことが心配だ…そんなことを気にする親御さんが多いようです。

ですが、紹介されているデータは「学習ペースが速い子は、飛び級させたほうが能力を伸ばせる」ことが示されています。

子ども時代に飛び級をした人は、同じくらい賢かったが飛び級をしなかった人とくらべて、博士号や特許を取得する割合が60%も高く、特にSTEM(科学・技術・工学・数学)分野の博士号を取得する割合は2倍以上だったということです。

人間関係の面でも、知的な面でも、自分のペースで成長できた、速いペースで学習できたので勉強にも興味を持ち続けることができた、子どもに通常よりレベルが上の授業を受けられるようにするだけでも、プラスの効果が見られた…などの報告も。

ウチの塾が中学受験のコースを開設しないのも、ここに理由があります。もちろん、教育における投資に正解などないので、どれでも正解になり得ると思います。

その上で、私は飛び級における「意欲喚起」と「優越感の高揚」は、自分から進んでどんどん道を切り拓くパイオニア養成に大きく効果を発揮し、私が提唱する「自立と自律」を備えた有能な人材育成につながると確信しているからです。

人間教育こそ、ウチの塾の目指すところ。

そのための飛び級学習ですが、ウチの塾の小学生「スーパーキッズプロジェクト」は、かなり大きな成果を上げています。みんな活き活きと圧倒的な速度で先の内容を先取りして、学校では上位クラスを取り続けている姿に、私も感心する限りです。

来月あたりから、この「スーパーキッズプロジェクト」でイベントを開催する予定です。詳細が決まり次第、私のブログや「最新・更新」ページでご案内させてもらいますので、ご期待下さい。

追伸:10月中に、AQURASのH.Pはサーバー移転に伴う「H.P全部お引越し作業」があります。とはいえ、URLは変更ないので、これまで通りご覧できます。

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