死を確実に感じるようになるロスジェネ世代、それでも守りたいもののために生きていく。


若い頃は健康なんて大して考えたこともなくて、30歳を過ぎてからどんどん体力が落ち始めて、30代後半からはしっかり人間ドックに通うようになりました。

色んな病気の家系がある中で、日本人の死因のトップは「がん」なわけですが、村上家はその家系ではなく、困ったことにサドンデスになりかねない脳系統の病持ちです。

ですので、毎年人間ドックだけでなく、必ず脳ドックも受けています。
20代で急性小脳炎で激しいめまいと嘔吐により病院に搬送されて入院したことで、経営していた塾のスタッフや生徒たちに多大な迷惑をかけてから、特に気を配っています。

偏頭痛持ちなので、頭痛になる度に、常に脳梗塞や脳出血・心筋梗塞などに怯えて生きているわけですが、もともとPC前にいて1日10時間デスクワークの人生が当たり前で来てしまったので、こういう病になる日も遠からずかな…とか思いながら(笑)。

私の友人に、拡張型心筋症で闘っている友人がいます。
子どもを育てるだけでも大変なのに、バリバリ仕事もこなす超人ぶりを発揮しています。

小さい子どもを遺して逝くわけにはいかない…。
恐らくはその思いから、一日一日の価値の重みを噛みしめて、懸命に闘っているんだろうなと察しがつきます。

所詮インターネットだけでしかないですが、少し拡張型心筋症を調べていたら、不治の病と言われている中で、心筋シートがもう少しで実用化されるところまで来ているという報道を目にしました。

これが実用化されて助かる方も増える一方で、やはり重篤なケースだと厳しい方もいるのかしれない…人間の運命とは、ある意味で残酷です。

私もそんな友人の苦しさに比べたら全然平気な部類なんだろうなと言い聞かせながら、指導現場の第一線で子どもたちに向き合っているわけです。

私が黄泉の国に旅立った後でも、私が伝えてきたマインドセットが塾生たちに根づいて、どんな不条理で理不尽な社会であっても、力強く生き抜いて大成し、幸せな人生を手にしてほしい…そう願うようになってきたここ最近です。

先を生きる者として、次の世代に伝えるもの、遺していくもの、すべてはムリとしても、形になるモノとして、しっかり自分の爪痕を遺していきたいものですね。

昨日、参院選の期日前投票してきました。

今、国会でも問題になっているロスジェネ世代の救済、私もそのひとりです。
多くの親御さんも、この世代の方ではないでしょうか。

私は、他の人が歩かない道を歩み続けて、おかげさまで学習塾経営という形で、自由を享受させてもらっています(残念ながら儲かっているわけではなく…w)。

私の教え子たちは、時代に恵まれているのか追い風が吹いているのかはともかく、みんな素晴らしい就職先や進路を決めてきて、しっかり歩んでくれています。エントリーシートを100枚以上書いて送っても1社連絡が来るか来ないかだった私の世代とは雲泥の差ですね。

別に恨んでいるわけではなく、時代の不条理に翻弄されつつも、私も他の方同様にたくさん理不尽な思いをした分だけ強くなってきたし、これからの不透明で見通しのなりそうな世を力強く、己の大切なモノを守れるだけの実力を持って、新しい幸福の形を追求してほしいなと、改めて思う次第です。

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