旦那さんが浮気している確率・ホームレスになる確率・振り込め詐欺で騙される確率・エレベーターに閉じ込められる確率は?

志村けんさんの訃報に驚愕した読者の方も多いのではないでしょうか。
私も小学生の頃からドリフ大爆笑を愛して観てきた者として、いかりやさんのとき同様の衝撃を受けました。

よく呑む方だというお人柄だったようで、肝臓絡みでのお迎えはあり得ると思っていましたが、まさかコロナ肺炎で逝くとは…。
恐らくは志村さん本人も予期してなかった人生の幕引きだったのではないかなと思いつつ…。

こんなときに、私の頭の中では、平安中期:事実上の最高権力者だった藤原道長の詠んだ歌がこだましてくるという皮肉…。

「この世をばわが世とぞ思ふ 望月のかけたることもなしと思へば」

ですかね。
日本人なら誰しもが持っている「諸行無常」な感受性を呼び起こす点でも、天下の名歌たらしめる所以であるといえますが、やはり切ないものです。

人は何かを失うときに初めて、そのありがたみを知るといいます。卒業式の日に通いなれた校門を何度も振り返って、別れを惜しんだ経験のある方も多いことでしょう。「あーあ、もう月曜日か、また学校だよ…」とため息ついてくぐった校門が、なぜか懐かしくなるものです。

普段から私たち人間は、生きているという事実を当然と受け流していますし “ さっさと生きてさっさと死にたい ” くらいに軽く受け止めています。

でも「あと半年の命です」と医師に宣告されたガン患者にとっては、自分が “ 今 生きている ” という事実に直面した時点で「かけがえのないもの」と痛烈に思い知らされることでしょう。

満開の桜を見ては「この桜が咲き誇る姿も見納めか…」と涙する方もいるでしょうし、友人と何気ない会話をして「じゃあまた…」と背中を向けて歩き出すと「もう二度と会うことはないんだろうな…」と涙が出る方もいるでしょうし…。

自分の命が有限だったと気づいたとき、

「この命を何に使うべきか?」
「本当に、今のままでおまえは後悔ないのか?」

と、真剣な回答を迫られる場面に直面する運命からは逃れられません。

死を前にしたとき、人は『必ず死ぬのに、なぜ生きる?』という人生最大の問題と対峙させられます。
その苦悩に煩悶した人にのみ、真の人生が切り開かれる…と仏典もにも記されているんですよね。

だからこそ、社会情勢がこれだけの不安定な時代に、今このときをどう生きるのか?を考える良い機会ではないのでしょうか。

日本では2組に1組が離婚、年間23万人ですよね。自殺者も毎年18万人…。
幸せの意味や人間の生きる意味を掘り下げて深いところまで考える方が年々減ってきてるなと私見として思うところです。

先ほどまでシリアスな話ばかり書いてしまったので、少し砕けたネタとして挙げるのであれば、

〇旦那さんが浮気している確率……5.0%
〇交通事故で死ぬ確率……0.003%
〇ホームレスになる確率……0.02%
〇正社員でなくなる確率……28%
〇振り込め詐欺で騙される確率……0.008%
〇エレベーターに閉じ込められる確率……1.8%

いずれにせよ、リスクのない人生などない中で、生き方や生き様を考えることに大きな意味があると、私は確信しています。

ただ、上記のネタで挙げた確率を見ていると、このような低確率から保険料を決定している保険会社って、やっぱボッタクリじゃねーの?と私みたいなひねくれ者は構えてしまうわけですが(笑)。



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