村上、30代最後の歳を迎えるにあたり「無慈悲」やめます。

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今日で、30代最後の歳を迎えました。

先日まで20代を満喫していたと思ったら、もう30代も終わり…。早いですね。

 

 

19歳で塾業界に入って、業界歴20年になっちゃいました。

これまで紆余曲折ありましたが、私は必要以上に過去を語ることに興味はありません。

 

 

長年こうして塾の仕事をしていると、過去の指導による自身の合格実績や経歴、塾の栄光などなど、塾長自身の自己顕示欲や権力欲を満たすための話を自慢げに語る方も多かったのですが、私はそういった話をする方はあまり好きになれませんでした。当然、仲良くする気もありません。

 

 

なぜなら、過去の話から反省はできるけれど、何かを生み出すチカラはないからです。

 

 

過去を語るよりも、この先の子どもたちの行く末や未来を語る方が遥かに楽しいと私自身思っていますし、これからの新しい時代を生き抜くための術を教えていく方が、間違いなく未来へとつながるチカラに転化されていくのが、現場で実感できるんですよね。

 

 

その中で、塾講師歴20年を振り返って、ここは変えていかなければならないなと思うところを、自身の戒めも込めて、書いてみます。

 

 

私はもともとスパルタ路線での指導でしたし、私自身があまり裕福ではない境遇で育ってきたため、ハングリー精神の塊で生きていたところがあります。読者の皆さんと同じくらい社会で理不尽な思いも絶えず食らってきて、最近に至るまで、生徒たちのくだらない言い訳など一切相手にせず、すべてにおいて断罪して切り捨ててきました。

 

 

犯罪を犯したら、懲役に行く…という考えのように、基本的に、人間は「赦して生きていくもの」だと思います。恨みつらみなどネガティブな感情からは何も生まれないし、何と言っても、人間は「失敗して当たり前」の生き物だからです。

 

 

悪いことをしたら謝罪する、反省する、そこからまたリ・スタートする。

人間の社会というのは、そうやって成熟してきたんだと、最近気づきました。

 

 

確かに、どうしようもない理由での過剰な自己防衛による言い訳や行動は、今後も一切容赦しません。そこで甘やかしてしまったら、確実にその子のためになりませんから。

 

 

叱られる覚悟をして私の前に来た塾生には、私も誠意を持って、本人を正すために厳しく叱りつける局面は、今後も変わらず出てくると思います。たぶん無くならないでしょう。

 

 

でも、そうやって覚悟を決めて逃げずに叱られに来た塾生に対して、もっとその気持ちを深く汲み取り、断罪するのではなく敢えて赦すという対応をしていこうと思います。

 

 

私は子どもたちに正々堂々胸を張って、どこに出しても恥ずかしくない生き方をしてほしい、だから己に厳しくあってほしい…と、私自身のハングリー精神の塊のような生き方をいつからか、これまで指導してきた生徒たちに押しつけてしまっていたんだと思います。

 

 

そういう点で、これまで厳しく指導してきた子たちに申し訳なく思う部分はあります。

それは、私自身の至らなさ故です。私自身が変わっていくしかありません。

 

 

それでも、こんな厳しい指導をしながらも私を慕い、ついてきてくれた生徒たちが結婚式に招待してくれたりと、私自身の指導が完全に間違っていたとも思っていません。

 

 

どこぞの国が「無慈悲な」攻撃を浴びせるなどとミサイルを打ち上げまくっている今日この頃ですが、私自身の子どもたちに対する「無慈悲」は、もう卒業かなと思っています。

 

 

これまで以上に、塾生の「心の奥底」に目を向け、頑張っている塾生の見えない「心の苦しみや切なさ」をもっと理解して、マインドセットの効果を更に高められるスキルを40代前半の人生を使って学び、塾生たちの「心」を前向きにしていきたいと考えています。

 

 

人間誰しもが、どこかに弱さを抱えて生きているもの。

強いばかりの人間なんて誰もいないし、だからこそ強くなろうとする。

 

 

弱くて非力な己から脱却し、どこに出ても恥ずかしくない強さを身につける。

そうなろうと日々誘惑や困難に立ち向かう子どもたちに対して、これまで以上に「赦し」を前提とした「慈悲の心得」を体現できるように、私自身も一層精進していきます

 

 

ガンジーの名言である「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ」という言葉、今になって少し分かるようになってきました。まずは、私自身の心をもっと強くしなければなりませんね。

 

 

北野 武さんや槇原 敬之さん、元SMAPの草彅さんや稲垣さんなど、捕まった後に改心されたことで、偉業達成や更なる魅力を放つ方々もいらっしゃいます。でも、それは読者の皆さんを含む多くの方が「赦そう」という世論があったからこそ、ここまで輝きを放てるまでに活躍することができたからでしょう。

 

 

日本という国はどうしても、失敗した者には冷たい社会構造です。

負け犬に追い打ちをかけるような仕打ちも、理不尽さも、まだまだあると思います。

 

 

でも、失敗してもそこから這い上がって立ち向かおうとする者には、必ず赦しと救いの手を延ばしてくれる方々がいるのも確かです。私も、塾生にこれまで以上に手を差し延べることができるように、まだまだ「心」の在り方を勉強していきます。

 

 

時代を前に進めるチカラは、技術力よりも人間性よりも、さらに「赦し」と「共感」と「固定概念の打破」なのかもしれませんね。

 

 

これからがもっと明るい時代になりますように。

そして、私自身もまだまだ成長できる30代最後の歳でありますように。

 

 

 

2017.5.2

出張先のホテル23Fの部屋で、ブログ書き書き夜景を観ながら

 

村上 浩司

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