「悪い子は、閻魔様によって地獄に堕とされる」そんな価値観、とっくに崩壊してるよ。

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中東での自爆テロのニュースが後を絶たず、本来なら青春を謳歌すべき少年少女たちが犠牲になっていくことを、本当に残念に思います。

 

 

先日も、少年の自爆テロ未遂事件のニュースを観たばかりなので、今日はそこから取り上げてみようと思います。

 

 

この少年は、将来ボクサーになると逮捕されて語ったそうですね。そして、法務官が「おまえなら、我が国を代表するボクサーになれるさ!」と勇気づけたことが、とても印象に残る素晴らしいひとときだったことも、メディアが伝えています。

 

 

ちなみに、今回はその話ではありませんので、ご了承下さい↓

 

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宮根誠司氏が自爆テロ犯の心理に驚き「天国に行けると思っているのですか?」

(中略)
イラク、シリアなどで再び勢力拡大中の「ISIS」最大の武器となっているのが、自動車爆弾による自爆テロだ。こうした自爆車両の操作は、外国から志願してテロに参加した者が担当することも多い。
中東情勢に詳しい高橋和夫氏によると、「外国人戦闘員の場合、戦闘経験が浅いので兵士としてあまり役に立たない」のだそう。そのため「『だったら自爆攻撃で天国にいってもらおうか』という使い方をしているようですね」と、その恐るべき理由を明かした。
VTR終了後、宮根はエジプト・カイロ支局の佐々木亮記者に「外国人の戦闘員を含めて、自爆テロ、つまりジハードして本当に天国に行けると思っているのですか?」と驚いたようすで質問した。
その質問に佐々木記者は「それぐらい強い信念を持ってやらないと、自爆というのは難しいんですね」と答えた。
佐々木記者によると「移住してきた人たちは、イスラム国(「ISIS」)もしくはそういったジハード組織に対する想いというのが強い」そうで、「自爆テロをすれば天国に行けると強く信じている人が多い訳で、外国人戦闘員もどんどん自爆しているというのが現実」なのだという。
こうした説明を受けた宮根氏は中継後、「逆に言うと、今の世の中幸せじゃないということだと思うんですけど」と持論を展開してみせた。

 

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私だけでなく、年輩の方になればなるほど、これは聞いたことがあるかもしれません。

 

 

「ウソをついたら、死んでから閻魔様に舌を抜かれる」とか「悪いことをした人は地獄に堕ちるんだよ」と親から言われて、私も子供心に恐怖を覚え、正しい生き方をしようとビクビクしたものです。まだ保育園の頃に言われた気がするので、相当怖くて怯えてました。「地獄に行きたくない」「天国でお母さんと暮らしたい」みたいな(笑)

 

 

日本は法治国家なので、殺人なんてしようものなら、タイーホされて刑事裁判かけられて、最後は(ウチのイベント:モノポリー選手権の用語で言うなら)『ムショ送り』『ブタ箱行き』で終了するわけです。(死刑になったら…そこまでは知りません…)

 

 

中東のテロ集団では、自爆テロで罪のない多くの命を奪えば、なんと天国に行けるんだと説いているわけで、もはや閻魔様や地獄に堕ちるなどという価値観なんて、全然体を成してない状況です。死生観もここまで来ると、何が正しいのか…。

 

 

同じ人間でも、ここまで倫理観が違うのかと驚かされます。

 

 

大量殺りくが正当化されてしまったら、閻魔様に舌を抜かれたくないから嘘をつかずに真面目に生きる、悪いことをして地獄に堕ちたくないから善良に生きようとしている人全員が報われなくなっちゃいますね(笑)

 

 

だって、多くの命を奪って天国に行けるともし分かっているなら、日本国内も大変なことになっちゃいますよ。

 

 

学校でウザい奴がいたら殺せばいい、そうすれば天国に行けるから。

会社の上司が気に食わないから殺しちゃえ。だって天国行けるし大丈夫。

 

 

という、信じられないようなことが現実味を帯びてしまうかも…なわけで、そんなことを許すわけもないし、そうなってもらっては日本もおしまいだと強く考えさせられます。

 

 

私は、宗教問題にクビを突っ込む気はありません。

本当に、宗教ほど難しい問題はありません。個人の倫理観だけでなく、社会の在り方まで大きく変えてしまうのですから。

 

 

だからこそ、平和な日本という国に生まれたことを、神に心から感謝しています。

 

 

本当は、日本人として生まれ、日本人であることだけで十分幸せなんだと思います。

でも、それだけでは満足できない方が、本当に増えてしまいましたね。

 

 

「ウチの子は、東証一部上場企業しゃなく、入社なんかさせない!」

「ウチの子は、〇〇大学以下の大学は絶対に認めないから」

「ウチの子は、箱入りで育てますから、口出ししないで下さい」

 

 

こういった親御さんの発言を聞くと、ガッカリさせられます。

日本人として生まれたことだけでも十分幸せだと思うのに、それを幸せと思わず、次から次へと自分のエゴを前面に押し出し、それが叶わないと不満を募らせる。

 

 

日本は、経済的には豊かになったんだと思います。

ですが、日本人の心は、どんどん貧しくなって醜くなっていく一方な気がします。

 

 

生きたくても生きられない人がたくさんいる中で、どこまで欲求を満たせば気が済むのか。いや、こういった人たちは、一生満たされることはないでしょうね。

 

 

多くの命を奪うことが正当化される者もいれば、どんなに幸せな境遇でも満足できずに餓鬼みたいに物欲を求めて満たされずに生きていく者。どっちもどっちです。

 

 

こういった人たちの中にもいる神様も、そして閻魔様も、きっと泣いてますよ。

すべてに感謝、生かされていることを忘れずに、今ある生を全うしたいものです。

 

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