塾がお膳立てして徹底的に詰め込ませて合格した子は、進学後に無気力化してリア充に走る。高3で再び慌て出して再び予備校業界は潤う…そんな図式を親御さんに教えるわけがない。


昨日なかなか業務が片づかず、結局朝帰りでした。
ほとんど眠ることなく午前中は、業者の入試動向説明会へ。

無数の塾長や大手の塾さんの教室長関係者でごった返す会場で、ストレスたまりまくり…人混みは嫌いなので(苦笑)。

私も一時、大手のサラリーマン時代は都内まで電車通勤でしたが、やはり朝の満員電車と、終電近いのに満員電車のギュウギュウ詰めに耐えるのが苦痛でした。

以前、ホリエモンが著書で言ってましたが「満員の通勤電車に夢なんて何もない、みんな会社の近くに住めばいいのに」の一言、人混み嫌いの私にはよく分かります。ただ、職場の近くに住んでしまうとパブリックとプライベートの区別がつかなくなるので、そこそこ距離がある場所がいいなと思いながら。

昨日は稲毛で塾生の親御さん及びお子さんとの懇談でした。

ウチに入ってきて爆発的に成績も学力も上がってしまい、親御さんからは菓子折り持って参上されたので、お気遣いは不要であるとお伝えしながらも、ありがたく頂戴することに。

この子たちも、実は勉強なんてほとんど教えていないんですよ。
生活習慣の改善と、学習計画の戦略及び遂行、そして「心」の書き換えによるメンタル向上といった作業をしてきただけです。

気づけば学年でトップクラスになっちゃったり、考えてもいなかった上位の高校がA判定獲れちゃったりと、単に勉強を詰め込ませる塾関係者がほとんどの中で、この子たちはきっちり結果を出して、異彩を放ってくれています。

いつも申し上げていますが、私は目先の成績を上げることに特化することを良しとしていないので、人間教育の延長線上に成績も学力も上がればいいと考えています。

どこの塾も同じことになっていますが、塾がお膳立てして詰め込んで詰め込んで指導された子は、受験では一時的に成功するかもしれませんが、進学後に目的を見失って娯楽に走り、脱力状態の骨抜きになってしまう子ばかりです。

その結果、高1~2年生はリア充だけになってしまい、高3で慌て出して大金をはたいて予備校に通って再び詰め込み勉強に走る…その図式ができあがってるおかげで、予備校業界はきっちり儲けをゲットしていくわけです。

ウチの塾みたいな超零細でも、千葉大まで合格しちゃったり、MARCHクラスも合格しちゃったり、今年みたいにまさかまさかでE判定の薬学部に逆転合格や、偏差値35から東洋大学に下克上合格しちゃうなどができちゃうんです。要は物事の「本質」を見抜いているか、見極めているかどうかが問われるんです。

そういった本質を見極められないと、結局は表面的な上っ面でしか物事が判断できず、使わなくてもよい大金をはたくことになる…それが世の常であり、マーケティングの論理であり、こういったことは誰も教えてくれないわけです。

ウチの塾の場合、受験に合格するなど途中過程に過ぎず、送り出すときに「どこに出しても恥ずかしくない」立派な人材にして社会に送り出すことを最終目標としているので、一時的に受験で詰め込ませて合格させればいいんだという塾さんとは、そもそも方向性も違いますし、それで良いと思っています。

そこに魅力を感じるご家庭からたくさんお問い合わせももらいますし、先日は「春から入塾したいので、入塾予約はできませんか?」と聞かれたくらいですので、その価値を維持するために今後も精いっぱい取り組んでいければと思います。

———–

冬期講習のお問い合わせ、「最新・更新」ページにアップしたときは大して反応がなかったのですが、後期中間テストが終わった今になって問い合わせだらけになっており、なかなか折り返しの連絡ができなくてご迷惑をおかけしております。もう少々お待ち下さい。

>“自己管理” から結果に直結させる冬期講習はこちら



このエントリーをはてなブックマークに追加  
学力再生工房AQURAS 西船橋 稲毛
Googleクチコミ 西船橋Googleクチコミ 稲毛Googleクチコミ
 
学力再生工房AQURAS
 
学力再生工房AQURAS
学力再生工房AQURAS
 
塾長・村上のボコボコ相談窓口
 
コース案内 小学部 中学部 高校部
小学部 中学部 高校部

ページトップ