サラブレッドは打たれ弱いのか?

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私は競馬には興味がないのですが、G1などを制覇する馬の紹介などを見ていると、「父親は○○、母親は●●。だからスゴいし、きっと速く走れる」みたいな言われ方をされています。サラブレッドと呼ばれる所以でしょうか。

まぁ血筋の問題というのは、スポーツの世界にとってはとても重要で、確かに親の身体能力は子どもに遺伝するので、確かに重要です。なので、両親がバリバリのアスリートで活躍していたお子さんも、大抵は運動神経が良かったりするわけです。

早稲田実業高の野球部で活躍する1年生の清宮幸太郎さんは、中学時代から「リトルの怪物」と呼ばれ、恵まれた体格からくるパワーは同世代を突き放し、いずれは日本代表やプロで活躍するくらいの逸材と評されています。

そして、メディアが取り上げるのは、父親がラクビー元日本代表で現在ヤマハ発動機の監督を務める清宮克幸氏であるということ。確かに親譲りの恵まれた体格と素質やパワーは、血統が大きいところを占めるんだなぁと納得させられます。

もちろん幸太郎さん本人の日頃の努力の賜物であるということ、親のサポートがあってこそ成しえる技であることは疑う余地もありません。

スポーツの世界や芸術の世界はそれでいいと思いますが、ちょっとよく分からないことが。

父親が元.総理大臣だったことをアピールする芸能人、親が有名芸能人だったことをアピールする二世タレントやアーティスト、それを持ち上げるマスコミ。

親が大物政治家だから、その子どもが大物政治家になるはずだ…だって、そういう血筋なんだから…という見解になっちゃいます。

ちょっと何だかなって感じです。

血統の良さ、毛並みの良さ、血筋の良さ…日本人が大好きなものばかり。

だから受験戦争も勃発するわけで、中学受験どころか、小学校受験、幼稚園受験まで繰り広げられるわけです。

私は逆に、血統の良さがアダになっているケースをたくさん見てきました。

大した実力もないくせに、根拠のない自信を振りかざし、いざ結果が出せなかったとなると、自分でその弱さを受け入れることができず、周囲のせいにして逃げようとするお坊ちゃん。

自分の思うようにいかない度に「パパとママにどうにかしてもらうから、いいもん!」と吐き捨てるお嬢ちゃん。そして、その甘えを全部受け入れてしまうという両親。

一言でまとめるなら、とてつもなく「打たれ弱い」のです。

SNSの普及で以前よりも人間関係は複雑化し、成果主義はどんどん進み、所得格差も広がり、年金ももらえるか怪しい一方、ニートの数は年々増加し、国民全体の生産性の雲行きも怪しくなってきています。

そんな時代に必要なのは、何が起こっても動じず、乗り越えていける強さです。

強くなければ幸せをつかみ取るチャンスをモノにできないし、本人も気づかないでしょう。

親の方が先に冥土に行く以上、いずれは子どもが独り立ちして家族を守れる強さがなくてはなりません。そのときに、子どもが「パパママに助けてもらうからいいもん!」と言っていたら、その親はどんな顔をするんでしょうね。

血統が良くても打たれ弱いサラブレッド、血統がなくても力強く生きる雑種。
私は後者の方が幸せをつかめると思っています。

最強なのは、血統が良くてしかも打たれ強い、黙々と自分のスキル向上に励む方でしょうか。そういった方は、誰の手にも負えません(笑)

私自身、公園の水と食パンの耳がごちそうだったホームレスから這い上がって、今はこうして自分の塾を持って、ちゃんと経営できているところまで自分のステージを上げてきたので、やはり多少の自負はあります。

だからこそ、血統に関係なく、勉強を通じて強くなることが不可欠である…私はそう考えます。受験なんて、血統に関係なく、点数取れば引っくり返せるんですから。

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