「孫ブルー」からの「老後破産」から見える、依存して当たり前の社会をどうするのか?

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最近では「孫ブルー」という新しいワードが登場してきました。

「孫ブルー」というのは、孫が生まれた後に、鬱々とする祖父母世代の発症するうつ状態を指すようで、孫が生まれて可愛いけれど、自分の時間やお金・体力を奪われ続けることに耐えられないという心理からブルーな気持ちになるというものです。

最近では、かなりこの状態になる高齢の方が増えてきたようです。

「孫の弁当づくりをやめたい」
「保育園から自宅のタクシー代を請求したいのだけど」
「孫のために留守番するのはうんざり」
「断ったら嫌味にならないかしら」
「娘を応援できないとかわいそう」

こんなことを胸の内でモヤモヤと抱えているそうですが、背景には体力・お金・時間という、3つの要素が不満の原因と考えられます。

世間一般的にこういう考えをもっている人は極少数なのでは?と思ってしまいますが、実は多いとのこと。

「子育ては、祖父母を頼らず、親自身で行うべきだ」と考えている祖父母が約8割もいると調査の結果がでています。

とはいえ、総合的に考えて「本来は親自身で行うべきだが、祖父母は引き受けるべきだ」と考える祖父母は、過半数ほどいるそうです。難しい問題ですね。

私が個人的におかしいんじゃないの?と思うのは、預ける方のスタンスでしょうか。

やってもらって当たり前感が横行している方々というか。

「自分達で基本的に頑張るけど、どうしても厳しい時は手をかしてください!」というスタンスと、

「孫なんだから、面倒見るのが当然でしょ!可愛いんだから色んなもの買ってあげて!」というスタンス。

前者であれば、少し無理をしても手を貸してあげたくなるでしょう。

しかし、後者のような態度の人も少なくないのが現状で、こんな態度であれば絶対面倒なんてみるのは「冗談じゃない!」いう気持ちにもなりますよね。

これは、祖父母側も同じことで「孫なんか面倒みたくない」というスタンスと「どうしてもという時は手を貸すからね」というスタンスでは全く印象が違います。

やはり、人間同士の持ちつ持たれつという関係ですから、お互い敬意を持って接すべきでしょう。

国は景気が回復してきていると声高に主張してきていますが、若年層の経済的な厳しさによる親への依存度はますます高まっているので、こういった問題は今後も続くでしょうね。

母親となった娘に、孫への金品を要求され続けてそれに全部応えてしまい、老後破産になってしまった高齢者の方の話も聞くようになりました。メディアは全然報道しませんが。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますので、ここでは割愛します。

国の借金がここまで膨大になったのも、次の世代でどうにかしてもらおうという前任者の「たかり根性」が積もりに積もった結果です。政治家や官僚、そして赤字を長期に垂れ流してきた会社役員など、この国そのものが誰かにたかって依存するというのを暗に認めて助長してきたあけですから、これが孫ブルーにつながっても、別におかしな話ではありません。

誰に依存するわけでもなく、自分のことは自分で責任を持って、完結させる。

こんな当たり前のことが、現代では当たり前にもならなくなってしまったことが残念である反面、このままの状態を放置すべきではないという想いに駆られるのもまた本音です。

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