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20年間の凍りついた関係。「おめでとう」と言えない自分に、雪解けは来るのかな…。

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先日の「母の日」、読者の皆さんはどのように過ごされましたか?

歳を重ねたご自分のお父さんお母さんに労いの言葉をかけたり、食事をごちそうしたり、ひょっとしたら、お子さんからカーネーションを受け取って「いつもありがとう」という言葉をもらって感涙に浸っていたり…と、思い出深い一日になったでしょうか?

私は過去のブログで何度も書いてきましたが、母子家庭育ちであり、しかも母親が「毒親」でしたので、世間一般のメディアが好むような親孝行ネタはなく、人生の大半が親との確執で来てしまったわけです。

小学生のときには母親から包丁を投げつけられ、母親の望む生き方や結果を出さなければすぐにでも追い出されて家のカギをかけられて一晩中寒い思いをして外で過ごしたり、公務員になれなれと自身の希望を押しつけて、私が塾の仕事をするようになったら「失敗しやがれ」「なんでお母さんの言う通りの人生に従わないの」「もうおまえとは絶縁だ」と言われ続け、結局二十歳で家を飛び出して、そこからは親との断絶になりました。

それから7年後、塾がある程度軌道に乗り、少しは親孝行しようと思って和解を申し出て、母親への仕送りを少しずつ始めたら、どんどん要求額がエスカレートして、最後は「おまえの塾の経営なんてどうでもいいし、潰れてくれていい。でも私への仕送り額だけは絶対に下げるな」とボロッかすに突き放されたことで、もうダメだなと思い、完全に絶縁に踏み切りました。

当然絶縁しているので、大学の学費もひとり暮らしの生活費も全額自分で稼いで出しました。おかげで仕事を6つも掛け持ちすることになり、留年も休学も繰り返し、仕送りしてもらって当たり前の現役学生とはまったく話が合いませんでした。

「今バイトしてるコンビニの店長、ウザイんだよ。死ねばいいのに」とか「あんなバイト先イヤだから、バックれてもいいだろ。何かあったら親が出てきてくれるから大丈夫」とかの会話を学食で安いカレーライスをひもじい思いをして食べ聞きしていた私には、殴りたくなるぐらい、現実をナメている態度に腹が立ったものです。

千葉大時代の5年間の塾経営を経て、大手進学塾からの管理職としてのヘッドハントで中間管理職を経験し、今こうしてAQURASを開塾してそろそろ8年になります。

80歳近くになる母親とは、以前より連絡をとるようになりました。3年前からは母の日と彼女のバースデーにはプレゼントを買って、食事に行くようにしています。

今できることをする。
そして、後悔のない形で、いずれ訪れる母親の旅立ちを見守りたいと思います。

母親はもう耳が聞こえません。
私の声は、補聴器をつけても聴き取れないそうです。

私個人としては、腹が立って、怒り狂い、相当な恨みつらみもあり…でも、わずかに感じた母親の愛情を思い出しながら、家を飛び出した20年間を振り返って、この数年で気づけたことがありました。

苦労知らずのボンボンで育ち、ギャンブルと借金に溺れ、妻子を見捨てて、最後は公園でホームレスとして遺体で発見された父親、

常に自分が正しく、他の価値観を一切受け入れることなく、すべて自分の思い通りに子どもを操ろうとした毒親の母親、

そんな父親や母親でも、この2人がいたことで、私はこの世に生を受けたのだと。

北野 武さんが「40にもなるのに、自分の親を許せない奴はバカだ」と公言されていますが、この数年でその意味が分かるようになった感じです。因果の問題というか、かなり深い世の真理だと思います。

どんな親でも、私を生んで育ててくれたことは間違いありません。本当に愛してなければ育児放棄するなりしていたはずです。その答えに辿り着けたかは分かりませんが、小さい背中になってしまった母親のこれからを、最後まで見届ける覚悟ができました。

母の日握りを頬張りながら、「ありがとう」と言ってくれたその一言が、私との凍りついた20年間を埋めるまでではないものの、私自身、心に響いた瞬間だったことは言うまでもありません。

でも、その場で素直に「母の日、おめでとう」と言ってあげられない私は、やはり母の血をひいているのかもしれませんね。

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