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首吊りで自ら命を絶った塾長先生へ、届かないまでも、これだけは伝えたかった。

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「あそこの塾の塾長先生、突然、首を吊って自殺したんですって…」

つきあいのある塾長先生から、以前聞かされた話です。中部地方のとある都市にある塾だったそうです。

たまたま、そこのエリアには当時、競合他塾がなくて、たくさんの生徒さんが通っていたそうです。

生徒さんの活気に溢れる塾だったこともあり、そこの塾長先生は、塾舎を新しく建てたそうです。
さぁ、これからもっと頑張るぞーと思っていたのかしれませんね、塾長先生は。

塾舎が完成したその直後でした。
ブランディングされている大手進学塾が、その塾の近所に開校したそうです。

その大手進学塾は、「夏期講習全額無料!」 「冬期講習全額無料!」 「授業料3ヶ月分無料!」 「教材費全額無料!」 などなど、集客のための無料合戦のオンパレードで、近隣他塾からも次々と生徒を集めたそうです。もちろん、新塾舎になったこの塾からも相当数の生徒さんが抜けていったみたいで…。

その結果、生徒さんの大半がいなくなり、売上も上がらず、新塾舎建築にかかった費用も払えなくなって、完全に資金繰りが行き詰まってしまったのでしょう。

それからしばらくして、そこの塾長先生が首を吊って自殺したとの話が入ってきたそうです。

私はこの話を聞かされたとき、思ったことが2つありました。

学習塾はあくまでもサービス業であり、ビジネスです。
とはいえ、人を育てるという「教育」の現場でもあります。

正直、無料無料の資金力がある企業の戦略は好きになれません。

まずは、生徒をかき集める。
無料でも何でも集めて、いずれ売上につなげていく。

ビジネスモデルとしては有りですが、子どもを長期的成長につなげていこうとする姿勢を感じないんですよね。子どもたちの将来を案じる方向性が全然見えてきません。

真に子どもの成長を願って、真剣に指導に向き合いたい塾の先生にとっては、迷惑千万な存在でしかありません。頑張ろうとする子どもたちとの出会いの機会が喪失しちゃうんですから。

とはいえ、逆を言うなら、無料無料くらいで生徒さんが辞めていく程度のサービスしか、塾長さんが提供できていなかったということにもなります。

本当にその塾が良いと生徒さんが思っているのであれば、そんなに簡単に辞めないですよ。

そんなに退塾していった子が多かったということは、塾長さんの指導なのか人柄なのかは分かりませんが、どこかに隙があって、不十分なサービス内容の提供でしかなかったのかもしれません。そこはビジネスなんですから、品質管理とリスクヘッジをもう少し考えるべきだったのかもしれませんね。

そして、もう1つ。

知らない人はいないくらい有名な北野 武さんが、こんなことを言っています↓
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夢なんてかなえなくても、この世に生まれて、
生きて、死んでいくだけで、人生は大成功だ。
俺は心の底からそう思っている。

どんなに高いワインより、喉が渇いたときの一杯の冷たい水の方が旨い。
お袋が握ってくれたオニギリより旨いものはない。
贅沢と幸福は別物だ。
慎ましく生きても、人生の大切な喜びはすべて味わえる。
人生はそういう風にできている。
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確かに、この塾長先生も、ご自身にしか分からない葛藤や恐怖があったんだと思います。
塾はどうなるのか、これからの収入や生活はどうなるのか…などなど、いくらでも不安になります。
常人には理解できないくらい、追い詰められていたのかもしれません。

でも、例え塾が潰れようが失業しようが、命まで取られるわけではないんです。
現に私は、公園でホームレス生活も経験しましたが、まともに食べずとも死にもしませんでした。

「この世に生まれて、生きて、死んでいくだけで大成功だ」
「慎ましく生きても、人生の大切な喜びはすべて味わえる」

世の中って、みんな今よりも良いモノ、良いステータス、良い環境を求めて進化し続けていますが、それは人間社会が生み出したエゴの産物でしかないんです。

朝起きる、家族とごはんを食べる、仕事する、お風呂に入る、寝る。
当たり前にしていることに、実は多くの感動が詰まっています。

そんな生活をしたくてもできない方々が、世界中にいるんですから。
高望みしないで、肩の力を抜いて楽に構えれば、日々生かされていることがありがたく思えてきます。

だから、自分からその幸せを断ち切る選択をしてはいけないんだと思います。
神から与えられた命を精一杯全うすることが、私たち生きているものの使命です。

楽しいことも、悲しいことも、ツラいことも全部来るけど、それも全部含めて「幸せな人生だった」と言える死に方ができれば、最高なんでしょうね。私もそうなりたいものですが…(苦笑)

この世にはもういない塾長先生に伝えたいと思っても、伝える術はありません。

でも、敢えて文章にしてみました。
私も貴方の分まで精一杯、塾生の成長のために真摯に仕事に邁進していきます…と。

ちょっとセンチな内容になってしまいましたね。やっぱり重かったかな…?

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