リアル:ロスジェネの逆襲…いや、復讐か。

西船橋・稲毛の学習塾:学力再生工房AQURASの村上です。

取り上げられたテレビ朝日系ネットチャンネル「Abema Prime」で“価値観が古い!”と出演されたギャルにディスられて、カンニング竹山さんにフォローしてもらったという、日本全国でも相当珍しい希少価値な塾長やっています(爆)。

先日配信した塾内報にも書いたんですが、高校・大学時代からの優良企業に勤めている友人から「40代の管理職が全然いない」という話がありました。そして、若手はすぐに辞めていくという話も併せて(爆)。

これには読者の皆さんもご存知かとは思いますが、ロスジェネ世代を襲った就職氷河期の悪影響が大きく関わってきます。

というか、私もその世代ですし、恐らくは読者の大半の方もこの世代方、父親や母親となっている方ではないでしょうか。

ということで、今日は就職氷河期を味わった世代が苦しんでいる要因と、それが日本の社会に今後どのようなツケとなって回ってくるのか綴っていきます。

そもそも、就職氷河期世代とはバブル崩壊後に就職活動を迎えた世代です。大体が昭和45年から57年に生まれた、現在では40代~50歳前後が該当します。

バブルが崩壊して景気が悪化する中、大手企業の採用人数の縮小や見送りが相次ぎ、就職先が見つからずにフリーターや派遣労働という非正規雇用の道を選ぶ人が増加したのが、この世代です。

低賃金であるがため、日々の生活を送ることで精一杯となり、結婚できない、交際費がなく出会いがない、将来の貯金もできない状態に陥り、そこから抜け出すべく何か資格取得や事業を始めようにも、立ちはだかるのが経済的困難です。

このような低賃金からスタートする負のループから抜け出すことができずに、今も苦しんでいる氷河期世代は多いと思われます。

氷河期世代が低賃金に追い込まれてしまった理由として、以下が挙げられます↓

日本企業の採用方針

各企業が新年度の4月入社に向けて、一斉に採用に動き出す新卒一括採用というのは、日本独特の慣習です。日本の企業はこの時期を逃すと、中途で入社することが難しく、この新卒一括採用の時期に就職できなかった人が、正社員への道が閉ざされていきます。

非正規社員雇用の規制緩和

2004年に小泉内閣が製造業への派遣を解禁したことで、多くの日本企業はコストがかかる正社員を減少させ、低賃金で雇用ができる人材派遣へ切り替えていきました。非正規雇用という雇用が一気に広まりました。

企業本位の労働環境

非正規雇用は低賃金で雇用することができるため、正社員よりも非正規雇用を大量に採用すれば、企業全体としては利益が増えます。しかし、その根底を支えている非正規雇用の収入が増えることはあまりありません。

起業や独立が難しい社会

新卒一括採用時期に就職ができなくても、起業や独立という方法もありますが、独立起業には資金が必要です。日本の融資制度は未だに金融機関の融資がベースであり、それにはある程度の信用が必要です。金融機関が起業したばかりの人に融資をしてくれることはまずありません。

今でこそクラウドファンディングという、インターネット経由で不特定多数からお金を集める方法が広まりつつありますが、当時はそのような選択肢もありませんでしたし。

その結果、社会の二極化構造などの分断化が進み、今まで見過ごされてきた就職氷河期の世代の存在が、今になって社会に影響を及ぼし始めました。ある意味、社会全体が見過ごしてきた大きなツケとも言えますが、そのツケの内容を挙げていくと↓

中高年の引きこもりが増加

平成30年度の内閣府の調査だと、まったく部屋から出られない人と、趣味のときだけ外出できる人をあわせた広義の引きこもり者の推計は61.3万人となっているそうです。

初めて引きこもりになった年齢を見ると、40歳~44歳の33.3%が「20歳~24歳のとき」と答えており、就職活動時期がきっかけで引きこもりになったと推察できます。

出生数は90万人割れで少子化が深刻

令和元年調査の厚生労働省の人口動態統計によると、日本の出生数は年間86万人となり前年よりも約5万人減少し、ついに90万人割れに。非正規雇用の増加により、子どもを持てるほどの経済的余裕がない人が増えたためと指摘されています。

企業内での優良人材の不足

本来、企業で40代と言えば多くの仕事がこなせるようになり、役職もついて、企業の役員も狙える人も出てくる年代です。

しかし、その年代は氷河期に直面しているため、最も脂がのって会社で活躍しているであろう40代の社員がいないという問題の多くの企業が直面しています。氷河期世代の採用を見送ってきたツケが回ってきたと言えるでしょう。

ミニマリストの増加

低賃金でやりたいことができず、その中で生活をやりくりしていく必要があるため、いつしか氷河期世代は「持たない」生活を選択するようになりました。

洋服は必要以上に買わない、食べ物はよけいに買わず、そのため冷蔵庫もない、スマホで動画が視聴できるのでテレビもなく、マイペースで生きていきたいのでパートナーも不要。このように必要最小限で生きる「お金を落としてくれない世代」となってしまいました。

氷河期世代を放置したツケとも言える少子化の進行は、国の年金制度を支える働き手の減少という問題を引き起こすのが時間も問題とされています。

ロスジェネ世代・就職氷河期世代の社会への逆襲、いや、復讐がこれから本格化しそうですね。。。

投資などの自助努力でお金を合理的に生かして老後資金を準備することが、ますます重要になってくるでしょう。いや、私も他人事ではないんですけど。。。

先日Yahoo! Newsに挙がっていたロスジェネ世代・就職氷河期世代の貯蓄額はかなり衝撃的でした。

もっとも多いのは「金融資産非保有」(27.6%)。そして、次に多いのは「100万円未満」(10.4%)。まったく貯蓄がないというのが金融資産非保有となり、40歳代の場合、約4人に1人の割合となっています。

また、「100万円未満」(10.4%)、「100~200万円未満」(7.4%)も合わせると、貯蓄額200万円未満の世帯は45.4%となり、ざっくりと40歳代の約半分を占めていることになります。 非正規雇用の待遇では、なかなか思うような昇給がかなわず、貯蓄がしにくい状況があるんでしょうね。

参照:40歳代「氷河期世代」の貯蓄額平均はいくらか。ロスジェネ世代の約半分は200万円以下

子どもたちが生きる次の時代、稼ぐチカラと金融リテラシーは必須だと思われます。

それにしても、世知辛い世の中になったものです。
古き良き昭和がなつかしい。。。

2005年に上映された吉岡 秀隆さん主演の映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の日本…というか、このような日本に戻ることもないので、早い段階からしっかりとお子さんに社会で力強く生きることの必要性を悟らせていかなきゃなと、改めて思う次第ですね。

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