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「オレ自慢」が近年増殖するのにはワケがある。あなたのお子さんはいかがですか?

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1泊2日の強硬スケジュールで広島出張から戻ってきましたが、やはり体調が優れません。

休むべきときに休まないと、仕事のパフォーマンスも落ちてしまうので、そのへんも計算しながら日々大切にしたいと思います。

 

 

さて、東洋経済オンラインに私が日頃から塾生たちに指摘している内容がそのまんま載っていたので、今日はそのまんま転載してご紹介します。

 

 

少し長いですが、すべて理に適っているので納得せざる得ない内容ですので、ぜひ最後までご一読をお薦めします↓

 

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「オレ自慢」が近年増殖するのにはワケがある

10/23(月) 6:00配信

東洋経済オンライン

女性の育児や仕事など、女性の問題ばかりが取り上げられるこのご時世。

しかし、男だって「男ならでは」の問題を抱えて生きづらさを感じています。男が悩むのは“女々しい”!?  そんなことはありません。男性学研究の精鋭、田中俊之先生がお答えします。

■今回の相談

私は女性ですが、相談したいことがあります。私は現在、隣の席の男性の先輩の「オレ自慢」を聞くのが苦痛でなりません。ニュースを見ては「オレは通説とは違う解釈する」「オレはみんなが知っている以上の知識を持っている」。その日着ている洋服でも「値段は安いけど、(オレが着ると)高く見えるでしょ」。飲み会に出席すると、「自分を出世させてくれない会社は自分のことをわかっていない」として、過去の武勇伝を延々と語り続けます。

私だったら恥ずかしくてこんな自慢できません。彼氏だったら、「そうだね」「すごいね」と言ってあげようという優しさも生まれますが、常時隣に座っている先輩にそう優しくできません。
ニュースサイトのコメント欄も、おおむね男性たちのオレ様知ってるぜ自慢ですよね。男性がなぜここまで自己肯定感が高くいられるのか理解に苦しみます。

■それは、“自信のなさの表れ”です

まずは落ち着いてください。

あなたの先輩は「自分は特別な存在で、ほかの男とは違う」とアピールしたいのですね。きっとほかにも、「健康診断の結果が悪かった。特にγ-GTPの値がやばい」「月100時間の残業なんて社会人なら当たり前。俺なんて20代の頃は家に帰った記憶がない」といった感じで意味不明な自慢話をしているのでしょう。

そして、ニュースサイトのコメント欄、確かにけっこう上から目線のものがありますね。「誰でも知っている当たり前のことを偉そうに書いて。大学教員なのにこの程度か」「本来なら掲載されるレベルの記事ではない。このサイトも落ちたものだ」などの書き込みは定番になっています。

わざわざ自分は他人とは違う優れた人間だと主張しなければならないのは、自信があるからではありません。逆に、“自信のなさの表れ”です。本当に自己肯定感が高いなら、自分のすごさを他人に確認する必要はありませんし、攻撃的にもならないでしょう。

問題の背景には、男性は子どもの頃から、競争するように「あおり」を受けてきた影響があります。高度経済成長期以降の日本では、「いい学校を卒業して、いい会社に入り、幸せな家庭を築く」ことが競争のゴールとして設定されてきました。しかし、競争ですから、誰もがこの目標に到達できるわけではありません。受験で勝っても、就活でふるいにかけられ、入社後は出世レースが待っています。恋愛結婚が普及した現代では、男性にとって結婚もまた「若く美しい女性」をめぐる競争です。 これまで、女性には理解できない「自分はすごいアピール」は、競争に負けた男性の腹いせという側面がありました。勉強で落ちこぼれた中学生が、不良になって自分の価値を認めさせようとするのと同じです。このような理屈は意味がわかりやすいものだと思います。

しかし、最近では、ニュースサイトのコメント欄に見られる攻撃的な意見もその典型かと思いますが、それなりの会社に勤め、肩書も収入も十分と想像される男性たちにも、謎の「俺はすごいアピール」が広がっているようです。なぜでしょうか。

■自分の存在価値を脅かす潮流

この新しい傾向を生み出しているのは、企業における女性活躍、イクメン、そして、ダイバーシティを推進するための取り組みでしょう。

まず、女性活躍から説明していきます。男女雇用機会均等法が施行されてからも、相変わらず、女性にとって結婚、妊娠、そして、出産は就業継続の壁となってきました。

フルタイムの共働きが一般的になっているというイメージとは異なり、現実には、2010~2014年の5年間で、第1子出産後に復職した女性は約40%にすぎません。加えて、総合職と一般職の区別がある日本の企業では、これまで、一般職の女性社員は出世の見込みがほとんどない存在でした。

2010年代の半ば以降、女性活躍推進が社会的課題として急浮上し、女性の就業継続と管理職への登用は、どの企業にとっても無視できない問題となります。男性社員の立場からこの流れを見ると、競争相手として考えていなかった女性が、同じ土俵に乗り始めているということです。女性差別が根強く残る日本で、男女平等を進めようとすると、男性は自分の領域が「不当」に侵されたような気持ちになります。だから、自分が何年も待っていたポストに女性が登用されて、「逆差別だ!」と怒る男性が出てきます。

次に、イクメンについてです。「いい学校を卒業して、いい会社に入り、幸せな家庭を築く」という人生コースにおいて、男性への期待は稼ぎ手としての役割が大部分を占めていました。したがって、正確には、競争のゴールを「いい学校を卒業して、いい会社に入り、性別役割分業に基づいた幸せな家庭を築く」と言いなおす必要があります。

性別役割分業を前提とした社会では、男性は働いてさえいれば後ろ指をさされることはありませんでしたが、2010年にイクメンが流行語になってからは、家事や育児に協力的な男性への評価が高くなり、男性の「働いてさえいればいい」という意識は一気に通用しなくなります。自分の生活のすべてを仕事に注ぐことで社内での地位を得てきた男性にとって、このような価値観の転換は脅威です。

■一元的な価値観で生きてきた男性にとって…

最後に、ダイバーシティの推進が、「成功」した男性に与える影響について見ていきます。競争に勝つことが「幸せ」という一元的な価値観で生きてきた男性にとって、多様な生き方を認めようという主張は受け入れがたいものです。せっかく「努力」して他人を打ち負かしてきたのに、それ以外にも「幸せ」になる方法があるのは納得がいかないからです。

さらに指摘しておきたいのは、社会の中で「働かない男性はクズだ」「独身の中高年男性は残念な人が多い」といった偏見が共有されてきたから、それとは対極にある「仕事に専心する既婚男性の生き方」の価値が認められてきたという点です。しかし、ダイバーシティが重要な価値として認識されるようになれば、職業、結婚、そして、性的指向に対する差別に支えられた彼らの優位な立場は、足元から崩れていきます。

以上のことから、女性活躍、イクメン、そしてダイバーシティの推進は、社会的地位の高い男性にとっては、自分の存在価値を脅かす潮流であるといえます。だから、競争に負けた男性だけが意味不明な自慢話をしていた時代と比較して、さらに多くの男性が「すごさ」をアピールするようになったのです。

意味不明の自慢話とネット上での攻撃的な態度に共通しているのは、いずれも一方通行の自己満足であり、他人がどのように感じるのかがまったく考慮されていないという点です。コミュニケーション能力の欠如と言い換えることもできます。

最近、研究のために、妻にとって夫がストレスだという内容の本を収集しているのですが、たとえば、 1993年に出版された医師の黒川順夫による『主人在宅ストレス症候群』の帯には、妻が悩まされる要因として、夫の定年、病気に加えて、週休二日制が挙げられています(写真)。要するに、コミュニケーション能力に欠けた夫と一緒に過ごす時間が増えれば、それだけ精神的な苦痛になるのです。

ネットのコメント欄は見なければ済むとして、結婚すれば夫が、既婚/未婚問わず働けば男性の同僚や上司が、女性にストレスをもたらします。男性の立場からしても、気がつかないうちに、他人に迷惑をかけているのは本意ではないはずです。男性のコミュニケーション能力の欠如という問題は、性別を問わず解決に向けて取り組む意義のある課題だといえます。

■「支援」を必要としているのは男性かもしれない

1980年代の教育社会学の研究では、イギリスの学校において、男子が人の意見に耳を傾けるのが苦手で、反駁や嘲(あざけ)りで互いに主張し合っていると報告されています。その後、イギリスでは、1994年に義務教育修了者を対象にした全国共通試験の結果が公開されるようになって以来、「男子の学業不振」に注目が集まりました。さらに付け加えると、イギリスに限らず、世界的な傾向として「読解力」の平均点は男子よりも女子のほうが高いことが確認されています。

日本では、学校でも会社でも男女の問題について「支援」といえば、その対象は女性のイメージです。しかし、コミュニケーション能力の問題で、「支援」を必要としているのは男性ではないでしょうか。

もちろん、有利な立場にいる男性への「支援」に対しては、納得がいかない女性も多いと思います。中高年男性の再教育は可能なのか。費用と時間に見合うだけの成果は得られるのか。そして、最も説得力があるのは、そもそも、自業自得なのだから放っておけばいいのではないかということです。

しかし、男性が問題を抱えたままだと、被害は当事者の男性だけではなく、女性にも降りかかってきます。「しょせん、男と女はわかり合えない」などという安易な結論に飛びつく前に、抵抗があるかもしれませんが、少し歩み寄って男性のコミュニケーション力について一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

田中 俊之 :大正大学心理社会学部准教授

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皆さんの周りでも、自分の自慢話を聞いてもいないのに勝手にしてくる人っていませんか?私の周りにはこれでもかというぐらいいるので、あまり関わらないようにしています(笑)

 

 

みんな生きてさえいれば、武勇伝の1つや2つはありますよね。

でも、そこで「自分スゴいんだぞ」アピールをしてくる方があまりに痛々しくて、失笑するするしかないのが現状です。

 

 

そんなにスゴいなら、自分で言わなくても周囲が勝手にまき散らしてくれるし、誰もそうしてくれないから自分で言う手段が残されていない(笑)

 

 

このブログで何度も、親の「エゴ」が子どもをダメにするというのを書きました。

 

 

そして、今回の話に出てきた「自慢する」というのは、自身の自己顕示欲を満たしてくれる反面、自分の「エゴ」の押しつけであり、でも認めてくれない周囲に対しての不安を解消して自己肯定感を維持するための苦肉の策となっている部分もあるかもしれません

 

 

それは、子どもとの関係に関しても同じことが言えます。

お子さんを普段からきちんと認めるところで認めてあげていれば、お子さんは安心して甘え、認められるために自身を向上させようと前向きなパワーを発揮していく。

 

 

それに対して、親が子どもの頑張りをなかなか認めない、「自分はもっとスゴかった、だからあんたは努力が足りない」「その程度で喜んでどうするの?」などなど、自身の価値観押しつけで子どもの頑張りを認めようとしない親御さんのお子さんほどツラい。

 

 

周囲に認めてもらえる場所が少ないが故に、自分から自慢をせざる得ない精神状態になるか、完全にやる気をなくして無気力なイマドキの若者に転落してしまうか、いずれにせよ本人が自立する上でのメリットはまずありません。

 

 

とはいえ、根拠のない誉め方をすると、子どもは勘違いを起こして自意識過剰になってさらに「残念」な道を究めていくので、これは程度の問題なのかもしれませんね。

 

 

甘やかされるだけ甘やかされて、他人の「心」の痛みを理解することなく、オレ様ファーストな方もいますし。お母さん方も、若い頃にそんな男性と合コンで出くわして、カップルになりたいと思った方はほとんどいないのではないでしょうか(笑)

 

 

あなたのお子さんが大人になったときに、周囲の方から「残念」な目で見られないような立ち振る舞いができるように、日々の接し方を常に工夫していく必要があるでしょうね。

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